タキロンシーアイ株式会社(4215)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年CAGRで-0.3%と横ばい、直近は-5.6%減益。純利益も131億円から51億円へ半減しており、成長の質は低い。
財務健全性
★★★★★
純利益が131億円から51億円へ急減(-61%)・売上高が1457億円から1376億円へ減少
経営品質
★★★★★
CF品質は182%と高いが、利益水準の低下と売上減少に対し、外部環境への言及が多く、内部課題への誠実な分析と対策が見えない。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
高機能樹脂のコア技術と多様な製品ポートフォリオが競争優位を支えるが、原材料価格変動や競合激化により優位性の維持は中程度。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益が182%と極めて高いキャッシュフロー品質を維持
- 自己資本比率62.1%と財務基盤が堅牢
- 建築・産業・農業など多様なセグメントでリスク分散を図っている
⚠ 主要な懸念
- 純利益が過去最高(131億円)から直近(51億円)へ61%減少
- 売上高が4年間で横ばい(CAGR -0.3%)かつ直近で5.6%減
- 営業利益率が4.5%と低水準で、原材料高騰等のコスト増に脆弱
▼ 構造的リスク
- 原材料価格高騰と為替変動という外部ショックに対して、価格転嫁力が限定的な構造
- 国内市場の成熟化と人口減少による需要の構造的な縮小リスク
- 高機能樹脂分野における競合他社との価格競争激化による利益率圧迫
↗ 改善条件
- 原材料価格の安定化と為替変動の収束により、コスト構造が正常化すること
- 海外市場での新製品・新事業の収益化が加速し、国内縮小分を補うこと
- M&Aや新事業創出が単なる投資ではなく、明確な売上・利益貢献として数値化されること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「国内経済」「中国経済」「国際情勢」など外部要因を羅列し、内部の収益性改善策や具体的な構造改革の進捗説明が不足している。
言行一致チェック
連結純利益60億円以上の安定確保と将来100億円獲得に向けた構造改革
乖離直近の純利益は51億円(目標未達)、前年同期比で25億円増益ながら過去最高値の131億円には遠く及ばない
M&Aによる事業拡大
不明投資CFは-63億円と前年比改善(-68億円)しているが、売上規模の縮小を補うには至っていない