山喜株式会社(3598)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年CAGRで微増(+1.1%)だが直近は-5.9%と縮小。利益は過去5期で最大15億円の赤字から回復したが、直近は営業利益率0.5%と極めて低く、成長の質は低い。
財務健全性
★★★★★
営業CFが純利益に対して-189%(利益の質が極めて低い)・直近の営業利益率が0.5%と収益性の限界を示している・過去2期で純利益が-13億〜-15億円の赤字を計上し、自己資本が50億円から43億円へ減少
経営品質
★★★★★
経営陣は成長戦略を掲げるが、売上・利益の悪化とCFの悪化という数値結果と矛盾しており、実行力と課題への誠実な対応に疑問が残る。
競争優位(モート)
ブランド/独自技術持続性:低
「CHOYA」ブランドやオーダー技術に強みはあるが、アパレル業界全体が競争激化しており、原材料高や節約志向により優位性が脆弱化している。
✦ 主要な強み
- 百貨店・量販店・オンラインの多様なチャネル網を有し、BtoC販売体制が構築されている
- オリジナルブランド「CHOYA」のブランド力とオーダーシャツの技術的強みを持つ
- 自己資本比率37.7%を維持し、財務基盤は破綻していない
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が0.5%と収益性が極めて脆弱で、原材料高騰の影響を吸収する余力がない
- 営業CFが純利益に対して-189%と、利益がキャッシュに転換されていない構造的問題がある
- 直近5期で2期連続の赤字(-13億、-15億)から回復したが、直近は再び利益圧迫を受けている
▼ 構造的リスク
- アパレル業界全体での価格競争と消費者の節約志向により、高品質・高単価商品の販売が困難になっている
- 原材料価格の変動リスクに対して、価格転嫁やコスト削減の構造的対策が不十分である可能性
- BtoCチャネルへのシフトが急務であるが、既存のBtoB(百貨店等)依存からの脱却が困難な構造
↗ 改善条件
- 原材料価格の高騰が沈静化し、かつ自社で価格転嫁または原価率改善を実現できれば収益性が回復する
- オリジナルブランド「CHOYA」の売上比率が大幅に向上し、マージン率の高い商品構成へ転換されれば利益率が改善する
- BtoC(SHIRT HOUSE等)の売上拡大により、在庫リスクを低減し、キャッシュフローを改善できれば財務健全性が向上する
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「原材料価格高騰」「競争激化」「節約志向」を列挙しているが、自社戦略の失敗やコスト構造の改善策への言及が薄く、外部要因への依存度が高い。
言行一致チェック
オリジナルブランドの構築とBtoC強化による収益拡大を目指す
乖離売上高は前年比-5.9%、営業利益率は1.9%から0.5%へ低下しており、収益拡大の兆しは見られない
新中期3ヵ年経営計画を着実に実行する
乖離直近の営業CFが-2億円と赤字であり、計画実行に必要な内部資金創出能力が不足している