株式会社フジコー(3515)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年間でCAGR-5.5%と縮小傾向にあり、直近も-16.4%減。利益は赤字が定着しており、有機的な成長の兆候は見られない。
財務健全性
★★★★★
営業利益率が-3.4%と赤字継続・純利益率が-10.0%と大幅赤字・ROEが-8.5%と資本効率の悪化・CF品質が-166%と利益の質が極めて低い
経営品質
★★★★★
経営陣は課題を認識しているが、数値上の改善実績(売上・利益の回復)が伴っていない。コスト競争力強化の文言と、悪化する利益率の乖離が著しい。
競争優位(モート)
なし持続性:低
価格競争が激しく、原材料市況の影響を強く受ける。独自技術やブランドによる参入障壁は低く、コスト競争力強化が最優先課題となっている。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率が72.1%と財務基盤は比較的堅牢
- 営業CFが12億円で黒字化しており、事業活動からのキャッシュ生成能力は維持されている
⚠ 主要な懸念
- 売上高が89億円から71億円へ16.4%減少し、事業規模の縮小が顕著
- 営業利益が-2億円、純利益が-7億円と赤字幅が拡大している
- CF品質(営業CF/純利益)が-166%と、利益の質が極めて低い状態
▼ 構造的リスク
- 繊維原料の市況変動に収益性が敏感に反応する構造
- 激しい価格競争下で、高コスト体質が収益性を圧迫する構造
- 需要減少時に稼働率が低下し、固定費負担が相対的に増大する構造
↗ 改善条件
- 原材料費の上昇圧力が緩和され、コスト競争力が回復すること
- 生産設備の統廃合により稼働率が向上し、固定費効率が改善すること
- 高付加価値製品の開発・販売が成功し、単価上昇による収益改善が見込まれること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「外部要因(原材料市況、新型コロナ)」を列挙し、内部の「生産性の低い製造体制」や「高コスト体質」への具体的な解決策が数値で示されていない。
言行一致チェック
グローバル展開、付加価値創出、生産拠点整備による強固な事業基盤構築
乖離売上高は直近5期で減少傾向(CAGR-5.5%)にあり、付加価値創出による収益拡大は数値として確認できない。
コスト競争力強化と生産性の低い製造体制の改善
乖離営業利益率が-3.4%と悪化しており、コストダウン施策は機能していない。