株式会社アーバネットコーポレーション(3242)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年CAGR12.8%で成長し、直近は21.3%増と加速。利益も連動して増加しており、有機的な成長が確認できる。
財務健全性
★★★★★
営業CFが純利益の-393%(-73億円)と著しく悪化し、利益の質に懸念・自己資本比率27.8%と低水準で、財務レバレッジが高い
経営品質
★★★★★
成長戦略は実行されているが、利益のキャッシュ化に失敗しており、資金繰りリスクへの対応力が問われる。
競争優位(モート)
複合(立地確保力・開発ノウハウ)持続性:中
東京23区という希少立地の確保力と開発ノウハウが優位性だが、競合他社も同様の戦略を展開しており、参入障壁は中程度。
✦ 主要な強み
- 直近5期で売上高が210億円から339億円へ61%増加し、堅調な成長軌道にある
- 東京23区という希少エリアでの開発実績があり、立地確保力に強みがある
- 営業利益率が9.7%から10.3%へ改善し、収益性の底上げに成功している
⚠ 主要な懸念
- 営業CFが純利益の-393%(-73億円)と極端に悪化し、利益のキャッシュ化能力が低い
- 自己資本比率が27.8%と低く、金利上昇リスクに対する財務的緩衝が脆弱
- 建設資材価格高騰や人件費上昇という外部要因に依存したコスト構造の懸念
▼ 構造的リスク
- 不動産開発特有の「開発期間中の資金調達コスト変動」と「販売時期の市場環境」のミスマッチリスク
- 都市部における用地獲得競争の激化による原価上昇と利益率圧迫の構造的リスク
- 金利上昇局面における住宅ローン金利の上昇が、販売価格や成約率に与える悪影響
↗ 改善条件
- 開発サイクルの短縮や販売価格の適正化により、営業CFが純利益を十分に上回る水準へ回復すること
- 自己資本比率の引き上げまたは有利な長期借入への切り替えにより、金利変動リスクへの耐性を高めること
- 建設資材価格高騰に対するコスト転嫁や、効率的な調達体制の確立により、利益率を10%以上で維持すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として「原材料」「金利」を列挙しているが、利益率向上への具体的な内部対策(コスト構造改革等)の言及が薄い。
言行一致チェック
持続的な成長を目指す(M&A・新規事業展開)
一致売上成長率21.3%と投資CF(-26億円)の拡大により、成長投資は実行されている
収益性改善(利益率の維持・向上)
一致営業利益率は9.7%から10.3%へ改善傾向にあるが、CF品質の悪化が懸念材料