大英産業株式会社(2974)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年CAGR5.4%で堅調だが、利益率は3.3%と低く、成長の質はコスト増による収益性悪化で阻害されている。
財務健全性
★★★★★
自己資本比率18.7%と財務レバレッジが高い・営業CFが純利益の-727%(-46億円)とキャッシュフローの質が極めて悪い・利益率低下により内部留保能力が脆弱
経営品質
★★★★★
売上は伸ばしているが、利益率とキャッシュフローの悪化という財務実態と経営方針に乖離があり、実行力に疑問が残る。
競争優位(モート)
地域ネットワーク/顧客接点持続性:中
九州・山口の地域密着と土地情報収集力は強みだが、住宅市場の標準化により他社との差別化は限定的。
✦ 主要な強み
- 4年間の売上CAGRが5.4%と着実に成長している
- 九州全域と山口県に特化した地域密着型ビジネスモデルを確立
- 自己資本比率18.7%ながら、直近5期で自己資本を68億円から88億円へ増加させている
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が3.3%と低く、原材料費高騰への耐性が脆弱
- 営業CFが純利益の-727%(-46億円)と、利益の質が極めて低い
- 自己資本比率18.7%と財務レバレッジが高く、金利上昇リスクに曝露
▼ 構造的リスク
- 完成在庫や滞留在庫の増加リスクが、資金繰りを圧迫する構造的問題となっている
- 金利上昇局面において、住宅ローン金利の上昇が直接需要を抑制する脆弱なビジネスモデル
- 原材料費・運送費の高騰を価格転嫁できない場合、利益率が即座に悪化する構造
↗ 改善条件
- 資材価格高騰を価格転嫁できる市場環境、またはコスト構造の抜本的見直しが実現すること
- 滞留在庫の解消と販売サイクルの加速により、営業CFが黒字化すること
- 金利上昇局面でも需要が維持される、あるいは固定金利商品の比率を高めること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
利益率低下の要因を「資材価格高騰」「金利上昇」という外部環境の羅列に留め、内部の価格転嫁力不足やコスト構造の改善策への言及が薄い。
言行一致チェック
持続的な成長と企業価値向上を目指す
乖離営業利益率は2.4%から3.3%へ改善したものの、営業CFは-46億円と悪化し、成長の裏付けとなるキャッシュ創出に失敗
人材力・組織力の強化
乖離平均年収501万円は業界平均水準だが、離職率7.2%と人材定着に課題が残る