エレマテック株式会社(2715)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
直近売上は-18.9%と大幅減。4年CAGRは+2.6%と低成長。利益率低下(4.8%→4.7%)も示唆し、有機的な成長基盤は脆弱。
財務健全性
★★★★★
直近売上高が2398億円から1945億円へ-18.9%減少・営業利益が115億円から91億円へ20.9%減少
経営品質
★★★★★
CF品質(266%)は極めて良好だが、売上減少と利益率低下に対し、明確な反転策の数値的裏付けが不足している。
競争優位(モート)
複合(ネットワーク効果・独自技術)持続性:中
豊田通商グループとの連携による安定供給網と、顧客ニーズに合わせた設計・開発力(ODM)が強み。ただし、部品販売業としての参入障壁は中程度。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益比率が266%と極めて高く、利益のキャッシュ化能力が優秀
- 自己資本比率が60.1%と財務基盤が堅固で、財務リスクは低い
- 豊田通商グループとの連携による安定した取引基盤を有する
⚠ 主要な懸念
- 直近売上高が前年比-18.9%と大幅に減少し、成長の停滞が顕在化
- 営業利益率が4.7%と低水準で、価格競争力やコスト構造に課題が残る
- 4年間の売上CAGRが+2.6%と低成長であり、中長期的な成長エンジンが不明確
▼ 構造的リスク
- 電子部品業界特有のサイクル変動と、地政学リスクによるサプライチェーン分断のリスク
- ODM・設計開発事業において、顧客の技術選定変更や競合他社への乗り換えによる収益不安定性
- 自動車領域への注力という戦略に対し、EVシフトや技術革新のスピードに追随できない場合の陳腐化リスク
↗ 改善条件
- 自動車分野や新興市場での高付加価値製品の受注が拡大し、売上高が前年比プラス転換すること
- 原材料価格高騰や為替変動を吸収できるコスト構造の改善、または高収益製品の比率向上
- M&Aやアライアンスによる新規収益源の確立と、それが直ちに売上・利益に貢献すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「地政学リスク」「競争激化」を列挙しており、内部の収益性低下要因(製品構成や価格競争力など)への言及が相対的に薄い。
言行一致チェック
高付加価値型ビジネスの強化・自動車領域への注力
乖離売上高が-18.9%減少し、営業利益率も4.8%から4.7%へ低下。高付加価値化の成果は現時点で売上拡大に反映されていない。
M&A・アライアンスによる事業拡大
不明投資CFが-12億円と前年比拡大しているが、売上減少局面での投資は、既存事業の停滞を補うための防御的投資か、新規投資か判別が困難。