福留ハム株式会社(2291)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年間でCAGR-0.7%と縮小傾向にあり、直近も-2.3%減益。利益は5期連続で赤字または微益に留まり、有機的な成長の兆候は見られない。
財務健全性
★★★★★
自己資本比率14.8%と財務基盤が極めて脆弱・直近5期で4期連続の純利益赤字(累計-19億円)・ROEが-27.0%と資本効率の悪化が顕著
経営品質
★★★★★
経営陣は再構築計画を掲げているが、直近の財務数値(赤字継続・売上減少)は計画の実行力不足を示唆しており、数値目標との整合性が取れていない。
競争優位(モート)
なし持続性:低
PB受託製造や高付加価値製品を謳うが、原材料価格高騰への価格転嫁が困難な業界構造であり、明確なブランド力やスイッチングコストによる参入障壁は確認できない。
✦ 主要な強み
- PB商品受託製造による収益の多角化(事業モデル上の強み)
- 直近5期で投資CFがプラスとなった時期があり、設備投資やM&Aへの意欲が一部で確認された(1期前:+9億円)
⚠ 主要な懸念
- 自己資本比率14.8%の低水準により、財務レバレッジリスクが高い
- 営業利益率が-2.5%と赤字幅が拡大しており、採算ラインからの乖離が深刻
- 営業CFが-2億円と赤字決算下でキャッシュフローも悪化している
▼ 構造的リスク
- 加工食品業界特有の原材料価格変動リスクと、下流への価格転嫁難易度の構造的なジレンマ
- BtoB中心の顧客構造において、大手PBメーカーの発注変動や価格競争に脆弱なビジネスモデル
- 低収益体質が長期化することで、人材確保や新技術投資に必要な内部留保が枯渇する悪循環リスク
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰局面における、製品価格改定の成功と販売数量の維持が実現すれば赤字幅の縮小が見込まれる
- 機能集約による固定費削減効果が数値に反映され、営業利益率がプラス転換すれば財務健全性の改善が見込まれる
- 高付加価値製品の開発が売上高の減少を食い止め、CAGRをプラスに転じれば成長軌道への復帰が見込まれる
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
原材料価格高騰、競合激化、景気不透明感など外部要因を主要な課題として列挙しており、内部の生産性向上やコスト構造見直しの具体策への言及が相対的に薄い。
言行一致チェック
機能集約によるコスト削減と事業再構築による競争力強化
乖離営業利益率が-1.7%から-2.5%へ悪化し、利益構造の改善が数値に反映されていない
新商品開発による利益拡大
乖離売上高が前年比-2.3%減少しており、新商品による収益貢献は確認できない