六甲バター株式会社(2266)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年間でCAGR-6.0%と縮小傾向にあり、原材料価格高騰への価格転嫁が追いついていない。利益率は改善したが、規模の縮小が持続性を阻害。
財務健全性
★★★★★
売上高が直近5期で551億円から429億円へ約22%縮小・営業利益率が1.4%から4.3%へ改善したが、絶対額は19億円と小規模
経営品質
★★★★★
利益率改善は評価できるが、売上規模の縮小が続く中、外部要因への依存度が高く、構造的な成長策の具体性に欠ける。
競争優位(モート)
ブランド/独自技術持続性:中
開発先導型としての製品力とアメーバ経営による組織活力は強みだが、乳製品業界は参入障壁が比較的低く、価格競争に晒されやすい。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益比率が352%と極めて高く、利益の質が非常に高い
- 自己資本比率が60.0%と財務基盤が堅固で、財務リスクは低い
- 原材料価格高騰下でも営業利益率を1.4%から4.3%へ改善させる価格転嫁力を発揮
⚠ 主要な懸念
- 売上高が4期連続で減少傾向にあり、市場縮小またはシェア喪失の懸念
- 純利益率が2.4%と低く、収益性の底堅さに課題が残る
- 平均年収645万円は業界平均と比較して明確な優位性があるか不明(データ不足)
▼ 構造的リスク
- 乳製品業界特有の原材料(生乳)価格変動リスクと、それを転嫁する難易度のバランス
- 少子高齢化による国内乳製品市場の構造的縮小リスク
- BtoC中心のビジネスモデルにおける、小売業の価格競争力低下による販売網の脆弱化
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰を完全に吸収できるほどの値上げが実現し、売上高がプラス転換すること
- 新商品開発による高付加価値化が成功し、単価向上と市場シェアの維持・拡大が図られること
- 生産効率化による固定費削減が進行し、利益率を5%台に安定的に引き上げること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「不安定な国際情勢」「地政学リスク」「気候変動」を列挙し、内部の価格転嫁の遅れや商品力不足への言及が薄い。
言行一致チェック
中期経営計画2027に基づき事業成長戦略を推進
乖離売上高CAGR(4年)が-6.0%で縮小傾向にあり、成長戦略の実績は伴っていない
原材料価格高騰への適正価格見直し
一致売上高は減少しているが、営業利益率は1.4%から4.3%へ改善しており、価格転嫁は一定の効果があった