株式会社日本アクア(1429)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
AI事業分析
競争優位(モート)
独自技術・ネットワーク効果持続性:中
現場発泡ウレタン施工の技術実績と認定施工店ネットワークが強みだが、参入障壁が低く、原材料価格競争に晒されやすい。
✦ 主要な強み
- 直近5期で売上高が239億円から337億円へ約40%拡大(CAGR 8.9%)
- ROE 18.0%と自己資本比率45.1%を維持し、高い資本効率を達成
- 直近期の営業利益が28億円と過去5期で2番目に高い水準を維持
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が2期前の10.3%から直近8.2%へ低下傾向にある
- 営業CFが過去5期で3期(1期前、3期前、4期前)がマイナスまたは低水準
- 純利益率5.6%に対し、営業CF/純利益が80%とキャッシュコンバージョンがやや不安定
▼ 構造的リスク
- 原油価格連動の原料費変動リスクに対し、価格転嫁メカニズムが脆弱な構造
- 住宅着工戸数の景気敏感度高さによる受注変動リスク
- 認定施工店への依存度が高く、施工体制の維持が収益のボトルネックとなるリスク
↗ 改善条件
- 原料価格高騰局面での適正な価格転嫁が実現され、営業利益率の回復が見込まれる
- 施工体制の強化と生産効率化により、営業CFのプラス定着が実現される
- 住宅市場の回復に伴い、スケールメリットが利益率改善に直結する構造へ転換される
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「原油価格高騰」「円安」「住宅市場悪化」等の外部要因を列挙するのみで、内部の原価管理や価格転嫁戦略への言及が薄い。
言行一致チェック
安定した3本柱事業の確立と収益性の維持
乖離営業利益率は10.3%から8.2%へ低下。利益率の維持は課題。
成長と利益配分の好循環
乖離売上は+11.3%増だが、営業CFは直近期に-5億と悪化し、利益配分の好循環は完全には実現していない。
AI分析スコア
成長の質
★★★★★
4年CAGR8.9%、直近11.3%増と堅調。利益率低下傾向はあるが、売上規模拡大と営業CFの改善により成長の質は高い。
財務健全性
★★★★★
営業利益率が2期前の10.3%から直近8.2%へ低下傾向にある・営業CFが過去5期で3期マイナス(-5億、-3億)と不安定
経営品質
★★★★★
売上成長は達成しているが、利益率の低下とCFの不安定さに対し、外部環境への依存度が高い姿勢が見られる。