武蔵野興業株式会社(9635)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は前年比+6.4%と成長したが、4年CAGRは+2.6%と低く、利益は直近で急回復したものの過去に赤字を計上しており、成長の持続性には疑問が残る。
財務健全性
★★★★★
営業利益率が5.1%と低く、収益性の安定性に課題がある・ROEが1.8%と自己資本に対する収益効率が極めて低い
経営品質
★★★★★
CF品質は308%と高いが、ROE1.8%という低収益体質を改善する具体的な内部施策が見えず、外部環境への依存度が高い経営姿勢が伺える。
競争優位(モート)
複合持続性:中
ミニシアターにおける多様な作品提供や地域密着型ブランドは強みだが、映画興行という業界構造上、作品のヒットに依存する側面が強く、競争優位は限定的。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益が308%と極めて高く、利益の質(キャッシュコンバージョン)は良好
- 自己資本比率が59.5%と高く、財務基盤は堅牢で倒産リスクは低い
- 映画、不動産、教習など多角的な事業ポートフォリオにより、単一事業の不振を相殺する構造を持つ
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が5.1%と低く、売上規模に対する収益性が脆弱
- 過去4期で2期連続の赤字を計上しており、利益の安定性に欠ける
- ROEが1.8%と低く、株主資本に対する収益効率が業界平均を下回る
▼ 構造的リスク
- 映画興行事業が「作品のヒット」に依存する構造であり、ヒット作の不在が即座に収益を圧迫する
- ミニシアターというニッチ市場は規模の経済が働きにくく、大手チェーンや配信サービスとの価格競争に弱みを持つ
- 多角化事業(不動産・教習)がコア事業(映画)の収益不安を十分にカバーしきれていない構造
↗ 改善条件
- 映画事業において、単発のヒット作に依存しない安定した興行収益を生む作品ラインナップの確立が必要
- 不動産事業や教習事業など、非映画セグメントでの収益貢献度を高め、事業ポートフォリオのバランスを改善する必要がある
- 固定費構造の最適化や人件費効率の向上など、内部コスト構造の抜本的な見直しが必要
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「消費動向」「物価上昇」「世界情勢」「感染症」など外部要因を羅列しており、自社の収益構造や事業ポートフォリオの再構築といった内部要因への言及が薄い。
言行一致チェック
映画事業を核に収益基盤を強化し、中長期的な収益積み上げを目指す
乖離直近の営業利益率が1.6%から5.1%へ改善し、純利益も黒字化したが、過去4期で赤字を計上しており収益基盤の脆弱さが浮き彫りになっている
不動産事業を重点的に展開
不明投資CFが直近で-1億円と縮小傾向にあり、積極的な設備投資や事業拡大の兆候は財務数値上確認しにくい