株式会社ラストワンマイル(9252)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年CAGR16.9%で急成長(直近31.8%増)。利益率微減ながら純利益は増益継続し、成長の質は高い。
財務健全性
★★★★★
営業利益率の低下(8.0%→7.4%)と利益拡大の鈍化傾向・自己資本比率38.9%は健全だが、直近のROE21.5%は資本効率の急上昇による一時的要因の可能性
経営品質
★★★★★
成長戦略は実行されているが、利益率の低下という課題に対し、外部要因への言及が目立ち、内部構造の改善策が数値で示されていない。
競争優位(モート)
複合持続性:中
多様な販売チャネルとIT化による効率化が強みだが、参入障壁が低く競合激化リスクがあるため、優位性の持続性は中程度。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益が206%と極めて高く、収益のキャッシュ化能力が卓越している
- 直近5期で売上高が65億円から155億円へ2.4倍に拡大し、高い成長軌道にある
- 自己資本比率38.9%を維持しつつ、ROE21.5%と高い資本効率を達成している
⚠ 主要な懸念
- 売上高が31.8%急増する一方で営業利益率が8.0%から7.4%へ低下しており、スケールメリットが利益率に反映されていない
- 営業利益が直近2期のみで推移しており、長期的な利益安定性のデータが不足している
- 平均年収データが直近1期のみで、他社との比較や成長に伴う人件費適正化の推移が不明
▼ 構造的リスク
- BtoBtoCの取次モデルであり、他社サービスへの依存度が高く、価格競争力や契約条件の悪化リスクが内在する
- 単一セグメントでの多角化であり、特定の市場(集合住宅等)の需要変動に業績が直結する集中リスクがある
- 競合他社との差別化が困難な販売手法が主流であり、参入障壁の低さによる価格競争の激化リスクがある
↗ 改善条件
- 売上高の増加に対して営業利益率が回復し、スケールメリットが利益率に転換されることが必要
- 外部環境要因(為替等)への依存を減らし、内部コスト構造の最適化や高単価サービスの比率向上が実現されることが必要
- 競合他社との差別化を明確にし、スイッチングコストを高める独自のネットワーク効果や技術的優位性を確立することが必要
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として「米国の通商政策」「為替変動」を列挙しており、内部の利益率低下要因への言及が相対的に薄い。
言行一致チェック
収益性改善とサービス選定による利益向上
乖離売上高は31.8%増だが、営業利益率は8.0%から7.4%へ低下しており、収益性改善の兆候は不明確
徹底したIT化による効率化
一致営業CF/純利益が206%と極めて高い水準で、キャッシュフローの質は高いが、利益率低下との整合性は不明