平和不動産株式会社(8803)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は前年比-5.3%と縮小したが、4年CAGRは+4.7%で中長期的には成長軌道にある。利益率は31.4%と高水準を維持し、収益の質は高い。
財務健全性
★★★★★
自己資本比率28.1%とレバレッジが高い・直近の営業CFが160億円と前年比-18.4%で減少・投資CFが-248億円と巨額で資金調達依存度が高い
経営品質
★★★★★
売上減少下でも利益率を改善させる収益管理力は評価できるが、自己資本比率の低さと巨額の投資キャッシュフロー流出は、資本効率向上という経営方針との整合性に課題を残す。
競争優位(モート)
複合(ブランド・スケール・提携)持続性:中
大成建設との提携と札幌・日本橋等の特定地域・プロジェクトでのスケールメリットが優位性を支えるが、再開発競争激化により維持は容易ではない。
✦ 主要な強み
- 営業利益率31.4%という業界トップクラスの収益性
- 営業CF/純利益が168%と高いキャッシュフロー品質
- 大成建設との資本業務提携による事業基盤の強化
⚠ 主要な懸念
- 直近の売上高が421億円と前年比5.3%減少
- 自己資本比率28.1%と財務レバレッジが高い
- 投資CFが-248億円と巨額で、営業CFのみでは賄いきれていない
▼ 構造的リスク
- 再開発事業は巨額の先行投資が必要で、販売・賃貸の成否に収益が直結するリスクが高い
- 都市計画規制の変更や自然災害リスクに対して、プロジェクトの成否が左右される構造的脆弱性
- 人口減少社会において、都市部以外での需要創出が困難な地域偏重リスク
↗ 改善条件
- 札幌再開発プロジェクト等の大型案件が順調に完了し、売上高が前年水準を超えることが必要
- 自己資本比率を30%台に引き上げるための内部留保の蓄積または資本増強の実施
- 投資キャッシュフローの効率化により、投資対効果(ROI)の明確な向上が見込まれること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「都市・地域間競争」「人口減少」「為替」など外部要因を列挙しており、内部の事業ポートフォリオ再編やコスト構造への言及が相対的に薄い。
言行一致チェック
再開発事業の拡大と利益成長の両立
一致売上高は444億円から421億円へ減少(-5.3%)したが、営業利益は130億円から132億円へ微増し、利益率は29.3%から31.4%へ改善
資本効率向上と経営基盤の強化
乖離自己資本比率が28.1%と低水準で推移し、投資CFの巨額化(-248億円)により財務レバレッジは高まっている