第一実業株式会社(8059)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年CAGR12.2%で堅調に拡大し、直近は18.1%増と加速。利益率も4.8%から5.9%へ改善され、質の高い成長を示す。
財務健全性
★★★★★
営業CFが過去5期で3期にマイナス(-17億円、-34億円)と不安定・自己資本比率46.6%は健全だが、利益成長に対するレバレッジ効率は中程度
経営品質
★★★★★
利益率改善とROE達成で実行力は示すが、CFの不安定さと外部要因への依存度から、経営のレジリエンス強化が課題。
競争優位(モート)
複合(ネットワーク効果・独自技術・顧客関係)持続性:中
エンジニアリング機能と「モノ×コト売り」による高付加価値提案が強みだが、商事分野は参入障壁が比較的低く、競争激化リスクがある。
✦ 主要な強み
- 売上高4年CAGR12.2%、直近18.1%増と高い成長持続性
- 営業利益率5.9%(前年比+1.1pt)と収益性改善の明確な軌道
- 営業CF/純利益が131%と利益の質(キャッシュコンバージョン)が極めて高い
⚠ 主要な懸念
- 営業CFが過去5期で3期にマイナス(-17億円、-34億円)とキャッシュフローの不安定さ
- 営業利益率5.9%は業界平均と比較して低く、価格競争力への懸念
- 平均年収の推移データ欠如により、人材投資の継続性が数値で確認できない
▼ 構造的リスク
- 商事モデルにおける価格競争の激化による利益率の天井低さ
- グローバル展開に伴う為替変動と地政学リスクへの脆弱性
- エンジニアリング機能への依存度が高く、プロジェクト受注の不安定さがCFに直結する構造
↗ 改善条件
- 為替変動リスクヘッジの強化と、関税影響を受けない地域・品目のポートフォリオシフトが実現されれば、利益率の安定化が見込まれる
- 営業CFのプラス定着(連続3期以上)が実現されれば、投資余力が拡大し、成長加速の好循環が生まれる
- 平均年収の推移データ開示と、人材定着率向上が実現されれば、エンジニアリング機能の質的向上による付加価値増が期待される
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「米国の関税」「景気減速」「為替」を列挙しており、内部のポートフォリオ最適化以外の具体的な対策言及が限定的。
言行一致チェック
積極的な事業投資による成長戦略(MT2027/V2030)
一致投資CFは直近-13億円と過去最高水準だが、営業CFの不安定さが投資余力を制約する可能性あり
人材重視・優秀な人材の確保
不明平均年収1006万円は業界水準と比較して高い水準にあるが、過去5年間の推移データが不明
収益性改善と資本効率向上
一致営業利益率が4.8%から5.9%へ改善、ROEは12.0%と目標(10%以上)を達成