三光合成株式会社(7888)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは13.4%と高成長だが、直近売上は-2.9%と減速。利益は増益傾向にあるが、外部環境依存度が高く、有機的な成長持続性に課題が残る。
財務健全性
★★★★★
直近売上高が911億円と前年比で減少(-2.9%)・営業利益率6.2%は改善傾向だが、業界平均と比較して高収益とは言い難い
経営品質
★★★★★
財務数値上は利益率改善とCFの質の高さで実行力を示すが、業績減速の要因を外部環境にのみ求め、内部改革の具体性に欠ける点で評価は中程度。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:中
金型から組立までの一貫生産体制と高精度な開発力が強みだが、自動車・通信機器という成熟産業における価格競争や技術陳腐化リスクが存在する。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益が222%と極めて高いキャッシュフロー変換効率を有する
- 自己資本比率43.1%と財務基盤が堅牢で、自己資本利益率(ROE)12.7%も良好
- 4年間の売上CAGRが13.4%と、長期的には着実に規模を拡大してきた実績がある
⚠ 主要な懸念
- 直近の売上高が前年比-2.9%と減少傾向に転じている
- 営業利益率6.2%は改善したものの、原材料高騰等の影響を受けやすい構造
- 平均年収491万円は業界水準との比較が不明だが、人材確保競争における優位性が数値で示されていない
▼ 構造的リスク
- 自動車・情報通信機器という景気敏感産業への依存度が高く、需要減速が即座に業績に直結する
- グローバルサプライチェーンにおける地政学リスクや関税引き上げに対する脆弱性
- プラスチック原料やエネルギー価格の変動が、価格転嫁が難しい場合、利益率を直撃する構造
↗ 改善条件
- 主要顧客である自動車・通信機器業界の需要回復が実現すれば、売上減少は止まり成長軌道に戻る可能性が高い
- 原材料価格の高騰局面が終息し、価格転嫁が円滑に行われれば、営業利益率のさらなる改善が見込まれる
- 米国の関税政策や地政学リスクが安定し、海外生産拠点の最適化が成功すれば、収益の安定性が向上する
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
経営課題として「世界経済の不確実性」「米国の追加関税」「地政学リスク」を列挙するのみで、自社の競争力強化や具体的な対策への言及が不足している。
言行一致チェック
世界最適地生産条件の実現と高付加価値製品の受注拡大
一致直近売上高は-2.9%減だが、純利益は前年比50%増の39億円と利益率は改善(4.4%→6.2%)。コスト削減や高付加価値化が利益に寄与している可能性。
グループ一体となった経営体制強化
一致自己資本比率43.1%と健全な財務基盤を維持。営業CF/純利益が222%とキャッシュフローの質は極めて高い。