株式会社タカラトミー(7867)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年CAGR15.4%で急成長(直近20.1%増)、営業利益率も9.0%から9.9%へ改善。利益成長が売上成長を上回るレバレッジ効果が発揮されている。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
外部環境の悪化にもかかわらず、利益率改善と高成長を両立させており、戦略実行力と財務管理能力は極めて高い水準にある。
競争優位(モート)
複合(ブランド・ネットワーク効果・独自技術)持続性:高
トミカやプリキュア等のロングセラーブランドと、玩具×デジタル×イベントのクロスプラットフォーム戦略により、高い参入障壁と顧客ロイヤルティを維持。
✦ 主要な強み
- 直近5期で売上高が1412億円から2502億円へ急拡大(CAGR 15.4%)
- ROE 16.4%と自己資本比率64.2%を維持する高い資本効率と財務健全性
- 営業CF/純利益が104%と、利益のキャッシュ化能力が極めて高い
⚠ 主要な懸念
- 営業CFが直近170億円と前年(292億円)から約42%減少し、キャッシュ創出の波がある
- 投資CFが-81億円と拡大しており、成長投資への依存度が高まっている
- 平均年収920万円は業界平均水準だが、他社との明確な比較データが不足している
▼ 構造的リスク
- 少子化による国内市場の構造的縮小リスク
- グローバルサプライチェーンにおける原材料価格変動と為替変動への脆弱性
- デジタルゲームや他社IPとの競争激化による市場シェアの奪い合い
↗ 改善条件
- 原材料価格の安定化と為替変動の収束により、コスト圧力が緩和されれば利益率がさらに改善する
- デジタル技術を活用した新規収益源(サブスクリプション等)の拡大が成功すれば、国内市場縮小を補完できる
- 海外市場でのブランド認知度向上と販売網の強化が継続されれば、成長軌道が維持される
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
少子化や為替・原材料高を課題として挙げる一方で、これらの外部環境下でも利益率を改善し、純利益を前年比67%増に押し上げた実績がある。
言行一致チェック
デジタル技術活用によるブランド価値向上と収益拡大
一致営業利益率9.9%(前年比+0.9pp)と純利益164億円(前年比+67%)の大幅改善により、収益構造の強化が数値で裏付けられた。
グローバル展開とロングセラー活用による成長
一致売上高が1412億円から2502億円へ約1.8倍に拡大し、CAGR15.4%を達成。成長投資(投資CF:-81億円)も積極的に行われている。