株式会社ブシロード(7803)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年CAGR14.6%で成長し、直近は21.4%増。営業利益率は1.9%から8.7%へ急伸し、利益成長の質が高い。ただし、純利益が過去にマイナスを記録した経緯があり、収益の安定性にはまだ検証期間が必要。
財務健全性
★★★★★
直近の営業利益率8.7%は改善傾向だが、1期前の1.9%からの変動幅が大きい・純利益が過去4期で3期連続でプラスだが、4期前は-3億円の赤字経験あり
経営品質
★★★★★
利益率の劇的改善と高いキャッシュフロー生成力により、経営陣の戦略実行力は高いと評価できる。ただし、投資CFの推移から、成長投資のペースが過去に比べて抑制されている可能性が示唆される。
競争優位(モート)
複合(強力なIP・ネットワーク効果・スイッチングコスト)持続性:中
『カードゲーム』と『ライブ』の相乗効果により強力なファンコミュニティを形成。ただし、IPの寿命や他社参入による競争激化リスクが存在し、持続性はIPの継続的刷新に依存する。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益が170%と極めて高いキャッシュフロー品質を維持
- 自己資本比率50.6%と財務基盤が堅固で、自己資本利益率(ROE)14.7%を達成
- 売上高が4年間で326億円から562億円へ拡大し、CAGR14.6%の成長軌道にある
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が1期前1.9%から直近8.7%へ急変しており、収益の安定性に課題が残る
- 純利益が過去4期で3期連続プラスだが、4期前は赤字であり、利益創出の継続性に懸念
- 投資CFが過去4期で-44億円から-3億円まで縮小しており、成長投資の規模感が不明確
▼ 構造的リスク
- IP(知的財産)の寿命に依存するビジネスモデルであり、次期ヒット作の創出失敗が業績に直結するリスク
- カードゲーム市場における競合他社との価格競争や新規参入によるシェア奪取リスク
- ライブエンタテインメント事業が物理的制約(会場、人員)に左右され、スケーラビリティに限界がある可能性
↗ 改善条件
- SランクIPの継続的な刷新と海外市場での収益化が実現すれば、利益率の安定化が見込まれる
- 開発プロセスの効率化により新製品リリースの遅延が解消されれば、競争優位性の維持が可能となる
- 投資CFの拡大により、新規IP開発や海外展開への資本投入が加速すれば、成長の質が向上する
経営姿勢
責任転嫁傾向:低い(内部要因重視)
リスク要因として「新製品リリース遅延」や「技術的課題」を自社の開発プロセスに起因する内部課題として明確に列挙しており、外部環境への責任転嫁は見られない。
言行一致チェック
収益性改善とGlobal Mega Character Platformの構築
一致営業利益率が1.9%から8.7%へ改善し、ROEが14.7%を達成。営業CF/純利益が170%とキャッシュフローの質も高い。
成長投資の強化(新規IP・海外展開)
乖離(投資規模の縮小傾向と矛盾)投資CFが直近で+9億円(前年-0億円)とプラス転換。ただし、過去4期で投資CFが-44億円から-3億円まで縮小傾向にあった。