株式会社KADOKAWA(9468)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年CAGR7.3%で成長しているが、純利益は過去最高水準から低下傾向にあり、成長の質は利益率の低下によりやや低下している。
財務健全性
★★★★★
純利益率が2.7%と低水準(売上高2779億円に対し利益74億円)・ROEが3.5%と資本効率に改善余地あり
経営品質
★★★★★
売上は拡大しているが、利益率低下と投資CFの縮小により、成長戦略の実行力に疑問が残る。CF品質は187%と良好。
競争優位(モート)
複合(IPポートフォリオ・ブランド力・メディアミックス)持続性:中
多様なIPとメディアミックス体制が強みだが、コンテンツのヒット不確実性が高く、競合他社との差別化維持には継続的なIP創出力が不可欠。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率67.7%と極めて高い財務健全性
- 営業CF/純利益が187%と高いキャッシュフロー品質
- 4年間の売上CAGR7.3%を維持する成長軌道
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率の低下(7.1%→6.0%)と純利益の減少(114億→74億)
- ROEが3.5%と低水準で資本効率が改善されていない
- 投資CFがプラスからマイナスへ転じ、成長投資の縮小懸念
▼ 構造的リスク
- コンテンツ産業特有のヒット不確実性による収益の不安定化
- IP創出におけるクリエイター不足という人的リソースのボトルネック
- デジタルシフト加速に伴う技術投資と既存事業の収益性のトレードオフ
↗ 改善条件
- 高収益性のIP創出・メディアミックス成功による営業利益率の回復
- テクノロジー活用による生産性向上とコスト構造の最適化
- 海外展開の加速による収益基盤の多角化と規模の経済の獲得
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「国内外の事業環境変化」を挙げるが、利益率低下の主要因であるコスト構造や投資対効果の具体策言及が薄い。
言行一致チェック
グローバル・メディアミックス with Technologyによる継続的な業績拡大
乖離売上は+7.7%増だが、営業利益率は7.1%から6.0%へ低下し、純利益も114億円から74億円へ減少。収益性の悪化が顕著。
IP創出力の強化とテクノロジー活用
乖離投資CFは直近で-84億円(1期前は+35億円)となり、成長投資の規模は縮小傾向にある。