株式会社日本エム・ディ・エム(7600)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年CAGR10.7%で堅調に成長しているが、直近の純利益は赤字転落しており、売上拡大が利益に直結していない質の低さが懸念される。
財務健全性
★★★★★
直近期純利益が-5億円の赤字(前年比13億減)・営業CF/純利益が-227%とキャッシュフローの質が著しく悪化・自己資本比率73.5%は高いが、利益の減少が資本を圧迫するリスク
経営品質
★★★★★
売上成長は達成しているが、利益率低下と赤字化という財務結果に対し、外部環境への言及が主で、内部改善への誠実な分析と対策が示されていない。
競争優位(モート)
独自技術/規制持続性:中
日米共同開発による技術力と三井化学との提携は強みだが、人工関節市場は競合が激しく、償還価格改定リスクにより価格競争力が維持されるか不透明。
✦ 主要な強み
- 直近5期で売上高が167億円から251億円へ着実に拡大(CAGR 10.7%)
- 自己資本比率73.5%と極めて高い財務健全性を維持
- 三井化学との提携による開発力強化と日米共同開発体制の確立
⚠ 主要な懸念
- 直近期の純利益が-5億円の赤字に転落し、収益性が崩壊
- 営業利益率が7.5%から6.2%へ低下傾向にあり、コスト増を価格転嫁できず
- 営業CF/純利益が-227%と、利益の質が極めて低い状態
▼ 構造的リスク
- 医療機器の償還価格改定による収益構造の恒久的な悪化リスク
- 外来型人工関節手術施設の増加による単価低下競争の激化
- 円安進行による仕入原価高騰が利益率を直接圧迫する構造
↗ 改善条件
- 円安リスクをヘッジする調達体制の確立または価格転嫁の成功
- 償還価格改定の影響を吸収できる高付加価値新製品の早期収益化
- 製造原価低減とアジア調達によるコスト構造の抜本的な見直し
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「為替」「償還価格改定」「外来型施設増加」など外部要因を列挙するのみで、内部の原価管理や製品ポートフォリオ見直しの具体策が不足している。
言行一致チェック
製造原価低減、アジア調達体制構築による収益性改善
乖離直近の営業利益率が7.5%から6.2%へ低下し、純利益は赤字に転落
新製品投入による持続的成長
乖離売上は8.4%増だが、利益は減少しており、新製品の収益貢献が不十分