尾家産業株式会社(7481)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は前年比+7.1%と成長しているが、純利益は前年比-9.7%と減少しており、売上拡大が利益に直結していない質の低さが懸念される。
財務健全性
★★★★★
自己資本比率38.5%と財務レバレッジが高い・純利益が売上成長に追従せず利益率低下(2.9%→3.0%は微増だが純利益率は2.4%)・自己資本が2期前(13億円)から急増(145億円)しており、資本構成の急変要因が不明確
経営品質
★★★★★
売上成長は達成しているが、利益率の低下と純利益の減少という結果から、コスト管理や価格転嫁の実行力に課題がある。外部環境への依存度が高い。
競争優位(モート)
複合(PB開発力・C&C店舗網・多角化販路)持続性:中
PB開発力とC&C店舗網による多角化は強みだが、業務用食品卸売は参入障壁が比較的低く、価格競争に晒されやすい構造。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益が133%とキャッシュフローの質が高い
- ROEが22.2%と資本効率が高い(自己資本の急増による分母効果の可能性あり)
- 売上高が1193億円と一定の規模を維持し、前年比+7.1%の成長を遂げている
⚠ 主要な懸念
- 売上成長に対し純利益が減少しており、収益性の悪化(利益率低下)が進行中
- 自己資本比率38.5%と財務レバレッジが高く、金利上昇リスクに脆弱
- 自己資本が2期前比で10倍以上(13億→145億)と急増しており、資本構成の急変要因が不明確
▼ 構造的リスク
- 業務用食品卸売業は価格競争が激しく、原材料高騰時の価格転嫁が困難な構造
- 顧客(外食・給食)の多様化・複雑化への対応コスト増が収益を圧迫するリスク
- PB商品やC&C店舗への投資が、短期的な利益率低下を招く可能性
↗ 改善条件
- 原材料高騰を価格転嫁できる交渉力強化が実現すれば、利益率の改善が見込まれる
- PB商品やECビジネスの収益性が向上し、高付加価値化が達成されれば純利益の回復が見込まれる
- 自己資本比率の適正化(増資や内部留保の活用)が図られれば、財務リスクが軽減される
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
リスク要因として「世界的な資源価格高騰」「インフレ」「地政学リスク」「為替」を列挙しており、内部の原価管理や価格転嫁能力への言及が薄い。
言行一致チェック
収益性改善と事業基盤強化
乖離売上高は+7.1%増だが、純利益は31億円から28億円へ減少。利益率の改善が利益額に反映されていない。
中核人材の育成・組織体制の強化
不明平均年収745万円は業界水準と比較して明確な優位性があるか不明だが、人財確保難易度増加を課題として認識している。