東北化学薬品株式会社(7446)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
直近売上は7.1%増だが、4年CAGRは-1.2%で長期的な成長トレンドは弱く、利益率1.5%の低さが持続性の懸念材料となっている。
財務健全性
★★★★★
営業利益率1.5%の低収益体質・営業CF/純利益比35%のキャッシュフロー品質の低下・直近5期で営業CFが-10億円から1億円へ大きく変動
経営品質
★★★★★
経営陣は課題を認識しているが、数値上の成果(利益率・キャッシュフロー)が戦略と整合しておらず、実行力の証明には至っていない。
競争優位(モート)
ネットワーク効果/規制持続性:中
地域密着型の顧客基盤と専門知識によるネットワークは強固だが、医薬品卸売業は価格競争が激しく、独自技術やブランドによる高い参入障壁は限定的。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率43.5%の比較的高い財務健全性
- 直近売上高344億円で前年比7.1%の成長を記録
- 長年の実績に基づく地域密着型の顧客ネットワーク
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率1.5%の低収益体質が継続
- 営業CFが前年比で-10億円から1億円へ大きく振れる不安定さ
- 4年間の売上CAGRが-1.2%と長期的な成長鈍化
▼ 構造的リスク
- 薬価基準改定による販売価格の強制低下リスク
- 卸売業特有の低粗利率構造における収益性悪化の連鎖
- 顧客(病院・官公庁)への依存度が高く、価格交渉力が弱い構造
↗ 改善条件
- 粗利益率の拡大が営業利益率2%以上へ定着すること
- 営業CFが純利益を安定的に上回る水準(CF品質100%以上)へ改善すること
- 新規事業または高付加価値製品の導入による売上CAGRのプラス転換
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
ロシア・ウクライナ問題や規制強化を主要リスクとして挙げるが、内部の収益構造改善策(コスト削減や価格転嫁の具体性)への言及が薄い。
言行一致チェック
粗利益率の拡大と収益性改善
乖離営業利益率は1.1%から1.5%へ微増したが、純利益率は1.2%と依然として低水準で、利益率拡大のインパクトは限定的。
既存事業の深耕と多角化
乖離売上高は直近で回復したが、4年CAGRは-1.2%と長期的には縮小傾向にあり、深耕による安定成長の定着は不透明。