日産車体株式会社(7222)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は前年比16.4%増と回復したが、4年CAGRは-0.9%で長期的な成長軌道には乗っていない。利益率1.5%は低水準。
財務健全性
★★★★★
営業利益率1.5%と純利益率0.9%の低収益性・投資CFが直近で591億円と急拡大しキャッシュフロー構造に偏り
経営品質
★★★★★
利益率は改善傾向にあるが、低水準が続き、外部要因への依存度が高い。数値上の実行力は低評価。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
開発から生産までの一貫体制と特装車・部品技術は強みだが、自動車業界全体の変革期において独自性が維持できるかは不透明。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率65.4%と高い財務健全性
- 営業CF/純利益が297%と高いキャッシュフロー品質
- 売上高が3,011億円から3,505億円へ16.4%増
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が1.5%と業界平均を下回る低収益性
- 4年間の売上CAGRが-0.9%と長期的な成長停滞
- 投資CFが591億円と急増し、内部留保の使途に懸念
▼ 構造的リスク
- 公共交通機関利用増加による新車需要の構造的減少
- 燃費・排出ガス規制強化に伴う開発コストの固定化
- 原材料価格高騰に対する価格転嫁力の限界
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰を価格転嫁で吸収し、営業利益率を3%以上に引き上げること
- EVや自動運転など新技術への投資が売上成長に直結し、CAGRをプラスに転換すること
- 投資CFの拡大要因が将来の収益源となり、ROEを5%以上に改善すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
リスク要因として「原材料」「気候変動」「市場変化」を列挙するのみで、内部の価格転嫁力やコスト構造改革への具体的な言及が不足している。
言行一致チェック
持続可能な企業基盤の強化と収益性改善
乖離営業利益率が0.3%から1.5%へ改善したが、1.5%という水準は依然として低く、基盤強化の成果は限定的。
魅力ある商品の創出と独自性の深化
乖離売上は回復したが、4年CAGRがマイナスであり、市場での競争力強化は不十分。