武蔵精密工業株式会社(7220)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは14.1%と高いが、直近は売上-0.8%のマイナス。EV対応製品の拡大が既存事業の減速を完全に上回っておらず、成長の質は不安定。
財務健全性
★★★★★
営業利益率5.7%は業界平均並みだが、純利益率2.2%と利益の取りこぼしが目立つ・自己資本比率43.5%と健全だが、直近の自己資本減少(1254億→1240億)が継続
経営品質
★★★★★
利益率改善は評価できるが、売上減少と外部要因への依存度が高く、構造転換の実行力には疑問符がつく。
競争優位(モート)
独自技術持続性:中
デファレンシャルや遊星歯車など特定分野の設計・製造技術に強みを持つが、EVシフトによる部品需要の構造変化により優位性の持続には不確実性がある。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益が410%と極めて高く、利益の質とキャッシュ創出能力が極めて高い
- 4年間の売上CAGRが14.1%と、長期的には堅調な成長軌道を描いている
- 自己資本比率43.5%を維持し、財務基盤は安定している
⚠ 主要な懸念
- 直近売上高が3472億と前年比-0.8%の減少に転じており、成長の足踏み状態
- 純利益率が2.2%と低く、売上規模に対する利益の取りこぼしが顕著
- 営業利益率5.7%は改善傾向にあるが、依然として低収益体質の脱却が課題
▼ 構造的リスク
- EVシフトによる内燃機関関連部品の需要急減と、新製品開発のキャッチアップ競争
- 自動車メーカーとの価格交渉力低下による原材料高騰の転嫁難易度の上昇
- グローバルサプライチェーンにおける為替変動と地政学リスクへの曝露
↗ 改善条件
- EV関連製品(e-Mobility)の売上構成比が大幅に向上し、全体売上を押し上げる
- 原材料価格高騰を価格転嫁またはコスト削減で吸収し、営業利益率を8%以上に引き上げる
- 新規事業が確立され、既存事業の減速を相殺する新たな収益柱が創出される
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「EVシフトの加速」「競争激化」「原材料高騰」を外部要因として列挙しており、自社の製品ポートフォリオ転換の遅れという内部要因への言及が薄い。
言行一致チェック
EV時代をリードする事業構造への転換と新規事業の創出
乖離直近売上は-0.8%減。EV関連拡大が全体を押し上げるには至っておらず、構造転換のスピードは鈍化している。
収益性向上
一致営業利益率は5.3%から5.7%へ改善。利益率の微増は実現されている。