日東電工株式会社(6988)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGR7.4%、直近売上10.8%増と堅調な成長。利益率も15.2%から18.3%へ改善し、収益性の向上が伴った質の高い成長。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
利益率改善と高いCF品質により、経営陣の戦略実行力は高い。平均年収834万円は業界水準と比較可能だが、人財育成への言及と数値の整合性は不明確。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:高
高機能粘着剤・保護テープ分野でのニッチトップ戦略と多様な基幹技術、強固な知的財産権が競争優位を支えている。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率79.0%と極めて高い財務健全性
- 営業CF/純利益159%と高い収益の質(キャッシュコンバージョン)
- 売上高10139億円、営業利益1857億円と過去最高水準の規模と収益力
⚠ 主要な懸念
- 原材料価格高騰や為替変動への依存度が高いリスク構造
- 競合他社の技術革新や価格競争による利益率圧迫の懸念
- 平均年収などの人財指標データが過去5期で非公開
▼ 構造的リスク
- 化学原料価格の変動が原価率に直結し、利益率を不安定化させる構造
- 環境規制(RoHS等)の強化が製品開発コストやコンプライアンスコストを増加させる構造
- BtoB市場における顧客の価格感応度と競合の技術追従によるニッチトップの維持難易度
↗ 改善条件
- 原材料価格の安定化またはコスト転嫁の成功が実現すれば、利益率の維持・拡大が見込まれる
- 新製品開発による高付加価値化が加速し、価格競争から脱却できれば、成長の持続性が担保される
- 為替変動リスクをヘッジする体制強化がなされれば、海外収益の安定性が向上する
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として「為替」「原材料」を列挙しているが、同時に「イノベーションモデルの進化」や「事業ポートフォリオ変革」といった内部対策も明言しており、完全な転嫁ではない。
言行一致チェック
収益性改善と高付加価値製品による収益確保
一致営業利益率が15.2%から18.3%へ拡大し、純利益率も13.5%を維持。営業CF/純利益が159%と高い質の利益。
成長投資の強化
一致売上成長に伴い投資CFが-1151億円と拡大(前年比-679億円から)。成長への投資意欲は数値で裏付けられる。