アイコム株式会社(6820)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
日本無線株式会社テラドット株式会社
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGR7.6%で着実に成長したが、直近は売上0.9%増と頭打ち傾向。利益率は改善傾向にあるが、成長の質は緩やかである。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
財務体質は極めて堅実だが、成長戦略の実行力に疑問が残る。利益率改善は評価できるが、売上拡大の停滞が課題である。
競争優位(モート)
独自技術・規制・スイッチングコスト持続性:高
航空・鉄道・国家機関など社会インフラ向けに特化し、高品質・信頼性が求められるため、代替が困難な独自技術と高いスイッチングコストを有する。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率91.2%という極めて高い財務健全性
- 営業利益率9.9%の安定した収益性(前年比+0.7pt改善)
- 社会インフラ向け無線通信機器における高い信頼性と技術力
⚠ 主要な懸念
- 直近の売上成長率0.9%と、4年CAGR7.6%との乖離による成長鈍化
- ROE4.5%と自己資本比率91.2%の組み合わせによる資本効率の低さ
- 半導体等の部品供給難による納期長期化リスク
▼ 構造的リスク
- 社会インフラ向けというニッチ市場における顧客集中リスク
- 半導体不足などサプライチェーンの脆弱性が収益に直結する構造
- 高度な技術依存による開発リスクと競合他社への技術追従リスク
↗ 改善条件
- 半導体等の主要電子部品の供給安定化と調達コストの抑制
- 海外市場展開や異業種参入による新規顧客基盤の拡大
- 高周波領域や新プラットフォームでの収益源多角化の実現
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
半導体供給難を課題として挙げるが、内部の在庫管理や調達戦略の具体策言及が薄く、外部要因への依存度が高い印象を与える。
言行一致チェック
コアビジネスの強化と収益性向上
乖離営業利益率は9.2%から9.9%へ改善したが、売上成長率は0.9%と鈍化しており、収益性向上が成長停滞を補う形となっている。
100年企業を目指したサステナブル経営
一致自己資本比率91.2%、ROE4.5%と極めて健全な財務体質を維持している。