株式会社テラプローブ(6627)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4 年 CAGR 19.3% と高い成長を遂げ、直近も 4.8% 増益。利益率の微減はあるものの、AI・自動運転需要という構造的な追い風に乗った有機的な成長と評価できる。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
自己資本比率 71.6% と極めて健全な財務基盤を有し、営業 CF が利益を大幅に上回る高品質な収益構造を維持。経営陣は人材確保を課題としつつ、高い収益性を維持している。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:中
上流工程のテスト設計開発力と台湾を含む顧客基盤が強みだが、技術高度化への対応が継続的に求められるため、優位性の維持には継続的な R&D 投資が不可欠。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率 71.6% と極めて高い財務健全性
- 営業 CF/純利益が 498% と極めて高いキャッシュコンバージョン能力
- 4 年間の売上 CAGR 19.3% を記録する高い成長性
- 台湾を含む顧客基盤と上流工程への参画による高付加価値化
⚠ 主要な懸念
- 直近の営業利益率が 20.3% から 18.7% に低下し収益性圧迫の兆候
- 投資 CF が連続してマイナス(直近 -146 億円)で、成長投資によるキャッシュ流出が継続
- 純利益率が 9.5% と営業利益率(18.7%)に比べ低く、税引後や非営業損益の影響が大きい可能性
- 平均年収 674 万円の高水準維持が、人件費高騰局面での利益率維持を困難にするリスク
▼ 構造的リスク
- 半導体サイクルの波に依存する受注構造による業績変動リスク
- 台湾拠点を含むグローバルサプライチェーンにおける地政学的リスクへの曝露
- 高度な技術人材の獲得競争激化によるコスト増と採用難易度の上昇
- 競合他社による技術革新や価格競争によるマージン圧迫リスク
↗ 改善条件
- 半導体需要の回復と AI/自動運転向けテスト需要の継続的な拡大が実現すれば、利益率の改善が見込まれる
- 上流工程でのソリューション提供比率が高まり、単価単価が維持されれば、収益性の安定化が期待される
- 生産性向上施策により人件費対売上高比率が改善されれば、高水準の利益率回復が可能となる
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスクとして「地政学的リスク」や「外部環境」を明記しているが、同時に「生産性向上」や「技術革新」など内部要因への対策も言及しており、完全な責任転嫁ではない。
言行一致チェック
最新技術の導入と付加価値向上により、単なるテスト受託にとどまらないパートナーとなる
乖離営業利益率が 20.3% から 18.7% に低下。利益率の低下は付加価値向上の対価(コスト増)か、価格競争の激化を示唆しており、完全な一致とは言い難い。
生産性・品質の向上、人材の確保・育成
一致平均年収 674 万円(業界平均水準以上)を維持しつつ、営業 CF が純利益の約 5 倍(498%)と極めて高いキャッシュコンバージョンを達成。人材投資と財務健全性の両立が示唆される。