株式会社竹内製作所(6432)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは17.4%と高成長だが、直近売上は前年比+0.3%とほぼ横ばい。電動化や生産能力増強への投資が先行し、直近の収益化は鈍化している。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
高い収益性(営業利益率17.4%)と自己資本比率76.7%の財務健全性を維持しつつある。ただし、成長投資(投資CF)の縮小と売上停滞の乖離が懸念される。
競争優位(モート)
独自技術・ブランド持続性:高
小型建設機械における世界最高品質と高いブランド力、および充実したアフターパーツ網が競争優位を形成。スイッチングコストは中程度だが、信頼性が強み。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率76.7%と極めて健全な財務基盤
- 営業利益率17.4%、ROE 17.7%の高収益性
- 4年間の売上CAGR 17.4%による長期的成長実績
⚠ 主要な懸念
- 直近売上高が前年比+0.3%とほぼ横ばい(成長の減速)
- 営業CFが純利益の32%(83億円/261億円)とキャッシュフローの質が低下
- 投資CFが前年比で大幅に縮小(-78億円→-23億円)し、成長投資のペースダウン
▼ 構造的リスク
- 小型建設機械市場における競合他社との価格競争激化による利益率圧迫
- グローバル展開における為替変動リスクへのヘッジ能力依存度の高さ
- 電動化・自動化への技術転換における先行投資と収益化のタイムラグ
↗ 改善条件
- 電動式ミニショベル等の新製品ラインナップ拡充が海外需要を喚起し、売上成長率が前年比プラスに転じること
- クローラーローダーの生産能力増強が完了し、受注残高の消化が加速すること
- 為替変動リスクを吸収できる価格転嫁やコスト削減が定着し、営業利益率が18%以上を維持すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として為替や関税政策を挙げる一方で、売上成長の停滞については内部の生産体制や製品ラインナップの課題にも言及しており、完全な外部責任転嫁ではない。
言行一致チェック
生産機種の再編成とクローラーローダーの生産能力増強
乖離投資CFが直近-23億円と前年(-78億円)から改善し、設備投資の縮小傾向にある。生産能力増強の投資ペースは直近期に減速している。
収益性改善と持続的成長
一致営業利益率は16.6%から17.4%へ改善し、ROEも17.7%と高い水準を維持。利益率は向上しているが、売上成長は停滞している。