株式会社やまびこ(6250)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年CAGRで5.7%成長し、直近は8.9%増。純利益は1期前比で75%増の159億円と利益成長率が売上を大きく上回り、収益性改善が明確に反映されている。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
利益率改善とROE18.1%の実現により、経営陣の収益性改善戦略は数値で裏付けられている。投資CFの停滞が唯一の懸念点だが、全体的に誠実な経営姿勢が評価できる。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
小型エンジン等の鋳造から組立までの一貫生産体制と独自技術がコスト優位性を支える。ただし、電動化や排出ガス規制という技術的転換点における競争激化リスクが存在する。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率68.9%とROE18.1%を記録する極めて健全な財務体質
- 営業CF/純利益が88%と高いCF品質を維持し、利益の質が高い
- 一貫生産体制によるコスト競争力と、小型エンジン技術という独自強み
⚠ 主要な懸念
- 投資CFが過去5期平均並み(-34億円)で、新規事業への積極的な資金投下が見られない
- 国内農業市場の縮小・高齢化という構造的な需要減退リスクに直面している
- 電動化や排出ガス規制への対応が急務であり、技術転換のスピードが競争優位を脅かす
▼ 構造的リスク
- 国内農業人口の減少に伴う主力市場の縮小が、成長の天井を低く設定している
- 環境規制の強化により、既存の内燃機関技術が陳腐化するリスクがある
- 電動化への移行期において、既存のエンジン技術に依存するビジネスモデルの転換コストが大きい
↗ 改善条件
- 電動化技術の実用化と市場浸透が実現すれば、規制リスクを成長機会へ転換できる
- 海外市場での販売拡大が成功し、国内市場縮小の影響を相殺できれば、成長軌道が維持される
- 新規事業(電動製品等)への投資CFの拡大が実現すれば、中長期的な成長の持続性が担保される
経営姿勢
責任転嫁傾向:低い(内部要因重視)
リスク要因として市場縮小や規制を挙げる一方で、脱炭素対応や電動化技術の開発を自社の課題として認識し、内部対策を掲げる姿勢が見られる。
言行一致チェック
収益性改善と既存事業の成長
一致営業利益率が9.4%から11.9%へ改善。純利益は159億円と前年比で大幅増益。
成長投資の強化
乖離投資CFは-34億円で、過去5期平均(-35億円)とほぼ横ばい。新規事業創出への投資拡大は顕著ではない。