津田駒工業株式会社(6217)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上CAGRは4年で6.3%と緩やかな成長だが、直近は売上・利益ともに減少し、利益率もマイナスに転じており、成長の質は低下している。
財務健全性
★★★★★
自己資本比率10.2%と財務基盤が脆弱・直近の営業利益率-0.2%、純利益率-0.7%で赤字継続・営業CF/純利益比-377%でキャッシュフローの質が極めて悪化
経営品質
★★★★★
経営陣は外部環境の悪化を主要因として認識しているが、財務数値の悪化に対して内部要因への言及が薄く、実行力の不足が懸念される。
競争優位(モート)
独自技術持続性:中
高精度NC円テーブルの唯一無二の技術は強みだが、市場規模が限定的で、他社による追従や代替技術の登場リスクを完全には排除できない。
✦ 主要な強み
- 高精度NC円テーブルにおける独自技術の保有
- 新興国市場でのきめ細やかな製品仕様とサービス提供体制
- 炭素繊維複合素材自動加工装置などの新領域への参入
⚠ 主要な懸念
- 自己資本比率10.2%の低水準による財務リスク
- 直近5期で4期連続の赤字(純利益)と利益率の悪化
- 中国経済の低迷による設備投資計画への依存度の高さ
▼ 構造的リスク
- 中国市場への依存度が高く、地政学リスクや景気減速に収益が直結する構造
- BtoB製造業としての景気循環感応度が高く、不況期に設備投資が即座に抑制される構造
- 為替変動(円高)が顧客の調達コストに直結し、需要を抑制する構造
↗ 改善条件
- 中国経済の景気回復および設備投資計画の再開が実現すれば、売上底入れが期待される
- 内部コスト構造の見直しと原価低減が具体化し、営業利益率がプラス圏に復帰すれば財務健全性が改善する
- 航空機向けなど高付加価値分野での受注が拡大し、収益性の高い事業ポートフォリオへ転換できれば持続的成長が可能となる
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
リスク要因として「日中関係」「米中対立」「為替」「景気低迷」を列挙するのみで、内部の利益構造改善策や組織変革の具体性に欠ける。
言行一致チェック
収益性改善(売価改善と原価低減)
乖離直近の営業利益率が1.1%から-0.2%へ悪化し、純利益も赤字に転落
DX推進による収益性向上
乖離営業CFは改善傾向にあるが、利益自体は減少しており、DXの収益化は遅れている