日東工器株式会社(6151)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年CAGRで4.9%と緩やかな成長だが、直近は0.7%と鈍化。利益は減少傾向にあり、成長の質は安定しているが加速力は弱い。
財務健全性
★★★★★
純利益が4期連続で減少(15→19→25→18→13億円)・営業利益率が9.9%から8.6%へ低下・投資CFが直近期に-69億円と大幅な資金流出
経営品質
★★★★★
財務健全性は高いが、利益率の低下と純利益の減少に対し、外部環境要因への言及が多く、内部の生産性向上策などの具体性に欠ける印象。
競争優位(モート)
独自技術・高信頼性持続性:中
高機能・高品質・高信頼性を謳う技術的ノウハウと長年の実績があるが、激化する競争環境下での差別化維持には課題が残る。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率87.4%と極めて高い財務健全性
- 営業CF/純利益が201%と高いキャッシュフロー品質
- 4年間の売上CAGR4.9%と安定した市場地位
⚠ 主要な懸念
- 純利益が直近5期で最大25億円から13億円へ半減
- 営業利益率が9.9%から8.6%へ低下傾向
- 連結子会社における棚卸資産の過大計上という会計上の懸念
▼ 構造的リスク
- 新工場稼働に伴う固定費(減価償却費)の増加が利益率を圧迫する構造
- BtoB市場における原材料価格高騰と人件費上昇の二重圧力
- 米国市場への依存度が高まる中での関税リスクによる収益不安定化
↗ 改善条件
- 新工場の稼働による生産性向上が固定費増を吸収し、営業利益率の回復が見込まれること
- 脱炭素・自動化製品の売上構成比拡大により、高付加価値化が実現されること
- 棚卸資産の適正化と在庫回転率の改善により、キャッシュフローと利益率の両立が図られること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「米国の関税」「原材料高」「人件費上昇」を外部要因として列挙しており、内部の収益構造改善策への言及が相対的に薄い。
言行一致チェック
脱炭素ビジネスの拡大・自動化製品の展開による成長戦略
乖離売上成長率は0.7%と鈍化し、営業利益率は低下。投資CFの拡大は新工場稼働による減価償却増の要因と見られるが、収益性への即時寄与は限定的。
人材を重視し、高機能機器開発を推進
不明平均年収672万円は提示されているが、離職率6.7%と人件費上昇が利益圧迫要因として認識されている。