株式会社N・フィールド(6077)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGR17.8%、直近売上+12.0%と堅調な成長。営業利益率も4.6%から6.6%へ改善しており、規模拡大と収益性の両立が図られている。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
売上・利益の継続的成長と高い自己資本比率、ROE18.7%の実績から、経営陣の戦略実行力は高いと評価できる。
競争優位(モート)
複合(地域密着・専門性・ネットワーク)持続性:中
精神科訪問看護の専門性と多職種連携による地域密着モデルが優位性。ただし、参入障壁が比較的低く、他社との差別化は継続的な人材確保に依存する。
✦ 主要な強み
- 直近5期で売上高が61億円から117億円へ約2倍に拡大(CAGR 17.8%)
- 自己資本比率61.5%と極めて健全な財務体質を維持
- ROE 18.7%と高い資本効率を達成し、CHCPグループとのシナジーが機能している
- 営業CF/純利益が121%と、利益の質(キャッシュコンバージョン)が高い
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が6.6%と業界平均と比較して低水準であり、収益性改善の余地が残る
- 精神科看護師の確保難易度という構造的な人材リスクが収益のボトルネックとなり得る
- 平均年収の過去推移データが不足しており、人材投資の継続的な拡大が数値で裏付けられていない
▼ 構造的リスク
- 診療報酬・介護報酬の改定による収益構造への直接的な影響
- 精神科専門職の供給不足が事業拡大のボトルネックとなるリスク
- 訪問看護市場における競争激化による単価圧力と人件費高騰の同時進行
↗ 改善条件
- 精神科看護師の確保が安定し、平均年収の上昇と採用ルートの多様化が実現すれば、収益性の底上げが見込まれる
- CHCPグループとの連携による業務効率化が進展し、人件費対売上高比率が改善されれば、営業利益率の拡大が加速する
- 地域密着型のネットワークが強化され、競合他社との差別化が図られれば、単価維持・向上が可能となる
経営姿勢
責任転嫁傾向:低い(内部要因重視)
課題として「収益性改善」や「人材確保」を挙げつつも、具体的な数値目標や対策(OJT、グループ連携)を明示しており、外部環境への責任転嫁は見られない。
言行一致チェック
収益性改善
一致営業利益率が4.6%から6.6%へ拡大し、純利益率3.5%を維持。CF品質も121%と高い。
人材を重視(OJT・採用ルート多様化)
不明平均年収445万円(直近)を提示。ただし、過去5年間の推移データが不足しており、継続的な上昇トレンドの裏付けは限定的。
CHCPグループ傘下入りによるシナジー
一致直近5期で自己資本が17億円から25億円へ増加。ROE18.7%と高い資本効率を維持しており、シナジー効果は財務数値に反映されている。