株式会社アイ・アールジャパンホールディングス(6035)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
直近4年間の売上CAGRは-8.6%と縮小傾向。直近1期は+2.1%と微増に転じたが、過去4期で84億円から58億円へ約3割減少しており、成長の持続性は低い。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
財務健全性は極めて高いが、経営戦略の「機能強化」が売上成長(CAGR -8.6%)や利益率維持(17.4%)に反映されていない乖離が見られる。
競争優位(モート)
複合(専門性・独立性・ネットワーク効果)持続性:中
独立系としての客観性と20年以上の実績が信頼を形成。ただし、参入障壁が極めて高い独占状態ではなく、競合他社との差別化は人材と実績に依存する。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率81.4%と極めて高い財務健全性
- 営業CF/純利益が111%と高いキャッシュフロー品質
- 平均年収1,281万円による高スキル人材の確保力
⚠ 主要な懸念
- 直近4年間の売上CAGRが-8.6%と縮小傾向
- 営業利益率が18.9%から17.4%へ低下
- 直近5期で売上高が84億円から58億円へ約3割減少
▼ 構造的リスク
- コンサルティング業特有の「人的資本」への依存度が高く、主要人材の流出が収益に直結するリスク
- M&Aや資本市場の動向に依存する受注構造のため、経済サイクルによる業績変動リスクが大きい
- 独立系としての中立性が評価される一方で、大手金融機関系との差別化が困難な競争環境
↗ 改善条件
- グローバル資本市場の活性化により、M&AやIR案件の受注単価・件数が回復すること
- 高年収の人材を維持しつつ、営業利益率を18%台に回復させる業務効率化の達成
- 既存顧客の横展開や新規セグメント開拓による、受注の多角化と安定化
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「経済状況悪化による間接部門の経費削減」を挙げているが、4年間の売上縮小という構造的な課題に対し、外部環境要因への言及が主となっている。
言行一致チェック
エクイティ・コンサルティング機能を強化・拡充し、グローバル資本市場の動向を把握し、日本の上場企業の持続的な企業成長を支援する
乖離売上高は4年前の84億円から直近58億円へ減少(CAGR -8.6%)。利益率も18.9%から17.4%へ低下しており、機能強化が売上拡大に直結していない。
人的資源の拡充
不明平均年収1,281万円は業界トップクラスだが、売上規模の縮小と利益率低下に対し、人件費増大が収益性を圧迫している可能性が示唆される。