日本製罐株式会社(5905)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上CAGRは0.6%とほぼ横ばい。直近は売上8.1%減、営業利益赤字と成長の質は低く、有機的成長は停滞している。
財務健全性
★★★★★
営業利益率-4.8%の赤字転落・純利益-3億円の赤字・CF品質-267%(利益とキャッシュフローの乖離)・自己資本比率38.7%の低下
経営品質
★★★★★
経営改革を掲げるも、数値上は利益率悪化と売上減少が顕著。外部環境への依存度が高く、内部変革の実行力に疑問が残る。
競争優位(モート)
複合持続性:中
100周年の歴史と顧客信頼は強みだが、原材料価格高騰や需要減少により価格転嫁力が低下し、競争優位は脆弱化している。
✦ 主要な強み
- 創業100周年の歴史と長年の顧客基盤(BtoB信頼関係)
- 多様な分野(食品・化学・塗料)への製品展開による顧客分散
- 営業CFが9億円と黒字を維持し、事業活動からの資金創出能力は残存
⚠ 主要な懸念
- 原材料価格高騰によるコスト増を価格転嫁できず営業赤字化(-4.8%)
- 主力市場である国内塗料・化学需要の減少による売上8.1%減
- 利益とキャッシュフローの乖離(CF品質-267%)による収益の質の低下
▼ 構造的リスク
- 原材料費が売上原価の大部分を占める構造上、価格転嫁の遅れが即座に利益を圧迫する脆弱性
- 国内塗料・油糧市場の構造的縮小に対し、代替市場へのシフトが困難な事業ポートフォリオ
- 競合他社との価格競争激化により、高付加価値化が追いつかない場合の収益性低下リスク
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰局面において、顧客との価格転嫁合意が早期に成立し、営業利益率が2%以上へ回復すること
- 国内需要減少を補うための海外展開や新分野(例:リサイクル缶等)への事業シフトが売上成長に寄与すること
- 製造コスト構造の抜本的見直しにより、固定費比率の低下と変動費管理の徹底が実現すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「原材料価格高騰」「円安」「需要減少」等の外部要因を列挙し、内部の価格転嫁力不足やコスト構造の硬直性への言及が薄い。
言行一致チェック
製造コスト低減、収益力増強、安定成長の実現
乖離売上高122億円から113億円へ減少、営業利益は3億円から-5億円へ転落
新製品開発、新規客先開拓による成長
乖離売上成長率-8.1%、CAGR0.6%と市場縮小に追随するのみで成長停滞