株式会社中山製鋼所(5408)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは11.2%と成長基盤はあるが、直近売上は8.2%減。原材料高や需要減により有機的な成長が阻害されている現状。
財務健全性
★★★★★
直近売上高1693億円で前年比8.2%減・営業利益率5.0%で前年比1.7ポイント低下・純利益57億円で前年比36%減
経営品質
★★★★★
設備投資は積極的だが、直近の業績悪化に対し外部要因への依存度が高く、内部課題への対策が不透明。CF品質は良好(129%)。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
高炉・転炉技術を有する電気炉鋼材製造は他社にない複合技術。日本製鉄との提携で強固だが、鉄スクラップ価格変動の影響を受けやすい。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率71.6%と極めて健全な財務体質
- 営業CF/純利益が129%と利益の質が高い
- 日本製鉄との業務提携による技術・販路の強固化
⚠ 主要な懸念
- 直近5期で営業利益率が6.7%から5.0%へ低下
- 鉄スクラップ価格高騰による原価圧迫の継続
- 売上高が4期連続で減少傾向(1885億→1693億)
▼ 構造的リスク
- 鉄スクラップ価格の変動リスクに収益性が直結する構造
- 保護貿易政策や中国製品流入による価格競争の激化
- 人手不足による生産能力の物理的制約
↗ 改善条件
- 鉄スクラップ価格の安定化または高付加価値製品への価格転嫁成功
- 新電気炉投資による生産効率向上が利益率回復に寄与すること
- 人手不足対策としての自動化・DX投資の成果が数値化されること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「国際情勢」「原材料高騰」「人手不足」を列挙するのみで、自社の価格転嫁やコスト構造改革の具体策への言及が薄い。
言行一致チェック
新電気炉投資によるCO2削減と収益構造改善
乖離投資CFは-47億円で過去最大規模の投資を実施しているが、直近の利益率は低下傾向
高付加価値製品の拡販
乖離売上高が8.2%減少しており、拡販戦略が市場環境に追いついていない可能性