ケミプロ化成株式会社(4960)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上CAGRが4年で+0.4%とほぼ横ばいであり、目標の105億円達成には大幅な加速が必要。直近の+5.1%成長は持続性に疑問が残る。
財務健全性
★★★★★
自己資本比率35.9%と財務レバレッジが高い・営業利益率4.1%と収益性が低く、原材料高騰に脆弱・純利益1億円に対し営業CF13億円と利益の質は高いが、利益規模が微小
経営品質
★★★★★
目標数値(特に純利益360億円)に明らかな不整合があり、外部要因への依存度が高い。利益率低下を放置する姿勢は実行力不足を示唆。
競争優位(モート)
独自技術持続性:中
高付加価値製品と受託製造の技術力を持つが、化学業界は参入障壁が比較的低く、原材料価格変動の影響を受けやすい構造。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益が984%と極めて高く、キャッシュフローの質が優秀
- 受託製造を含めた多様な顧客ニーズへの対応力
- 創業以来の独自技術による高付加価値製品ポートフォリオ
⚠ 主要な懸念
- 売上高の4年CAGRが0.4%と成長停滞
- 自己資本比率35.9%と財務レバレッジの高さ
- 営業利益率の低下(5.2%→4.1%)と収益性の脆弱性
▼ 構造的リスク
- 原材料価格変動を価格転嫁できない場合、利益率が直撃される構造
- 中小規模の化学メーカーとしての規模の経済性の欠如
- 技術開発投資に対するリターンが不確実な開発型ビジネスモデル
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰を価格転嫁できる市場環境の回復
- 新製品開発による高収益ラインの確立と売上規模の拡大
- 財務レバレッジを抑制するための内部留保の蓄積または増資
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「原材料価格高騰」「為替」「人手不足」を列挙するのみで、内部の価格転嫁戦略やコスト構造改革への具体的な言及が不足している。
言行一致チェック
売上高105億円、経常利益5億円、当期純利益360億円(注:360億円は明らかな誤記と推測されるが、利益増大を目標)
乖離直近売上97億円(目標達成率92%)、営業利益4億円(目標達成率80%)。利益率低下(5.2%→4.1%)で目標達成が困難。
稼ぐ力の向上、収益体質の強化
乖離営業利益率が前年比1.1ポイント低下し、収益体質は悪化している。