NCD株式会社(4783)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGR14.4%、直近18.1%増と高成長を維持。営業利益率9.3%(前年比+1.0p)と純利益率6.3%の拡大により、規模の経済と収益性の改善が同時に進行している。
財務健全性
★★★★★
営業CFが直近期に23億円と前年(26億円)から減少傾向にあるが、純利益(19億円)を119%上回る高品質を維持
経営品質
★★★★★
売上・利益のダブルアップとROE29.8%の実現により、経営戦略の遂行能力が高い。平均年収の公表など、人的資本への投資も数値で可視化されている。
競争優位(モート)
独自技術・ネットワーク効果・規制持続性:中
自治体連携と月極駐輪場管理システム「ECOPOOL」によるスイッチングコストとネットワーク効果が強み。ただし、競合他社の台頭リスクも認識されており、技術的優位性の維持には継続的なイノベーションが不可欠。
✦ 主要な強み
- 直近5期で売上高が176億円から301億円へ71%増、純利益も1億円から19億円へ19倍の急成長を記録
- ROE29.8%という極めて高い資本効率と、自己資本比率48.8%の健全な財務体質
- 営業CF/純利益が119%と、利益のキャッシュ化能力が極めて高い
⚠ 主要な懸念
- 営業CFが直近期に23億円と前年(26億円)から減少しており、成長に伴う運転資金圧迫の兆候
- 平均年収631万円は業界平均水準だが、人手不足対策としての競争力維持が課題
- 営業利益率9.3%は改善傾向にあるが、依然として10%を割っており、コスト増への耐性確認が必要
▼ 構造的リスク
- 自治体やBtoB顧客との契約更新リスク:公共事業やシステム保守契約の更新条件変更が収益に直結
- 労働集約型業務の限界:駐輪場・駐車場管理は人手に依存しており、人口減少下での採用難易度上昇がコスト増要因
- 競合他社の台頭:参入障壁が比較的低い領域での価格競争や、大手IT企業によるシステム参入リスク
↗ 改善条件
- DXによる業務自動化率が向上し、人件費比率が低下すれば、人手不足下でも利益率の安定化が見込まれる
- 月極駐輪場管理システム「ECOPOOL」の他社展開やデータ活用による新収益源が確立されれば、成長の質がさらに高まる
- 自治体との連携が深まり、独占的・準独占的な地位が維持されれば、価格競争リスクが低減する
経営姿勢
責任転嫁傾向:低い(内部要因重視)
人口減少や人手不足といった外部環境課題を認識しつつも、具体的な対策(DX推進、グループ再構築)を数値で示しており、単なる責任転嫁ではない。
言行一致チェック
DX推進と人的資本経営による企業価値向上
一致平均年収631万円(直近期)の公表。営業利益率9.3%への改善とROE29.8%の高水準は、投資対効果の向上を示唆。
既存ビジネスの付加価値向上と新しいビジネス創出
一致売上高が4期連続で増加(176億円→301億円)し、利益も1億円から19億円へ急拡大。