イサム塗料株式会社(4624)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGR3.3%、直近売上2.0%増と緩やかな成長。利益率は微減(8.1%→7.7%)しており、コスト増を価格転嫁できず、成長の質は安定しているが加速には至っていない。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
財務基盤は堅実だが、利益率の低下に対し外部環境を主要因として挙げており、内部対策の具体性や実行力に対する評価は慎重になる。
競争優位(モート)
独自技術・スイッチングコスト持続性:中
自動車補修用塗料など特定分野での技術蓄積と顧客密着型開発が強みだが、業界全体が原材料価格変動の影響を受けやすく、参入障壁は中程度。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率84.5%と極めて高い財務健全性を維持
- 営業CF/純利益が89%と高いキャッシュフロー品質を有する
- 4年間の売上CAGR3.3%で、不況下でも安定的な収益基盤を構築
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が8.1%から7.7%へ低下し、コスト増への対応力が課題
- 売上成長率2.0%と低成長であり、新規市場開拓のスピードが遅い
- 平均年収650万円(直近)と業界水準との比較が不明確な中、人材確保リスクが顕在化
▼ 構造的リスク
- 原油価格連動型の原材料費変動リスクが収益性を直接圧迫する構造
- BtoB業界における価格転嫁力の限界と、競合他社との価格競争激化
- 国内生産年齢人口減少による熟練技術者の確保難易度の上昇
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰局面において、環境対応型製品などの高付加価値化による適正な価格転嫁が実現すること
- 生産効率化投資が定着し、人件費上昇分を吸収できる生産性向上が数値で確認されること
- 環境規制強化を逆手に取り、競合他社よりも先行する水性塗料などの新製品で市場シェアを拡大すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題としてウクライナ情勢、中東情勢、2024年問題、原材料・物流・人件費の高騰など外部要因を列挙しており、内部の価格転嫁力不足やコスト構造の硬直性への言及が薄い。
言行一致チェック
生産効率化、業務効率化を推進し収益確保を図る
乖離直近の営業利益率が前年比0.4pt低下し、利益率の維持が困難な状況にある
顧客起点での製品開発でシェア拡大を目指す
不明売上高は前年比+2.0%と緩やかな成長にとどまり、シェア拡大の明確な成果は数値上確認しにくい