大幸薬品株式会社(4574)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上CAGRが-22.7%と長期的に縮小傾向にあり、直近の+2.8%成長は回復の兆候ではあるが、4年間の大幅減収からの反転基盤は脆弱。
財務健全性
★★★★★
自己資本が4期前228億円から直近80億円へ急減(-65%)・営業CF/純利益比率が40%とキャッシュフローの質が低下・過去4期で3期連続の赤字(純利益-96億〜-36億)から黒字転換
経営品質
★★★★★
営業利益率のV字回復は評価できるが、自己資本の急減と売上規模の縮小という根本課題への対策が不透明。
競争優位(モート)
ブランド/独自技術持続性:中
主力「正露丸」の圧倒的なブランド力とアジアでの認知度は強みだが、類似品リスクや特定製品依存という構造的弱点を抱える。
✦ 主要な強み
- 主力製品「正露丸」による安定したブランド収益基盤
- 直近決算での営業利益率10.0%達成と黒字転換
- 自己資本比率61.7%という高い財務健全性
⚠ 主要な懸念
- 売上高が4期前176億円から直近63億円へ6割以上縮小
- 過去4期で3期連続の純利益赤字(累積赤字額大)
- 営業CF/純利益比率40%とキャッシュフローの質の低下
▼ 構造的リスク
- 特定主力製品(正露丸)への過度な依存による品質リスク
- 長期的な売上縮小傾向(CAGR -22.7%)と成長エンジンの欠如
- 感染管理事業の収益性が不安定で、新規事業の柱化に至っていない
↗ 改善条件
- 主力製品以外の成長ドライバー(海外展開や新製品)が売上高を押し上げ、CAGRをプラスに転じること
- 自己資本の回復と内部留保の蓄積により、財務体質の持続的強化が図られること
- 感染管理事業が単なる収益改善から、安定した成長セグメントへと定着すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として「外部環境」を列挙する一方で、長期的な売上縮小(CAGR -22.7%)に対する具体的な成長戦略の欠如が目立つ。
言行一致チェック
財務体質の強化を図る
乖離自己資本比率61.7%と高いが、直近5期で自己資本額が228億→80億へ半減しており、資本の質的強化は不十分
感染管理事業における収益性改善
一致営業利益率が-16.4%から10.0%へ劇的に改善し、黒字化を達成