新日本理化株式会社(4406)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年CAGRで+7.6%と緩やかな成長を示したが、直近は-0.5%と頭打ち。利益成長は原材料高等の外部要因に左右されやすく、有機的な成長力は脆弱。
財務健全性
★★★★★
営業CFが純利益に対して-43%と著しく悪化(直近期:営業CF -2億円、純利益 5億円)・営業利益率が2.5%と低水準で、収益性の改善余地が大きい
経営品質
★★★★★
経営陣は課題認識を示しているが、数値上の収益性改善(利益率2.5%)や成長(売上微減)が伴っておらず、実行力と誠実さに疑問が残る。
競争優位(モート)
独自技術・ニッチ市場持続性:中
有機合成中間体等の技術蓄積とニッチ市場での地位は強みだが、価格競争リスクに晒されやすく、独自技術の優位性維持には継続的なイノベーションが不可欠。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率50.6%と財務基盤が比較的堅牢
- 4年間の売上CAGRが+7.6%と中長期的な成長軌道を描いている
- 有機合成中間体等のニッチ市場における技術蓄積と顧客信頼関係
⚠ 主要な懸念
- 営業CFが純利益を大きく下回る(-43%)というキャッシュフローの質の悪化
- 営業利益率が2.5%と低く、原材料高等の外部ショックに脆弱な収益構造
- 直近の売上高が前年比-0.5%と成長が停滞している
▼ 構造的リスク
- 原材料価格変動リスクに対する価格転嫁力の限界(利益率2.5%の低さから推測)
- 化学業界特有の規制強化リスクと、それに対応するための継続的な設備投資負担
- ニッチ市場における競合他社との価格競争激化による収益性圧迫
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰局面における適切な価格転嫁が実現し、営業利益率が3%台へ回復すること
- 投資CFの拡大が売上成長率のプラス転換や利益率の改善という形で明確なリターンとして現れること
- 技術革新による高付加価値製品の比率向上により、価格競争から脱却できること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
リスク要因として「原材料価格の変動」を挙げるが、内部の価格転嫁力強化やコスト構造改革への具体的な言及が薄く、外部環境への依存度が高い印象。
言行一致チェック
稼ぐ力の再構築と技術革新による競争優位の獲得
乖離直近の営業利益率は前年比2.5%と改善したものの、売上は微減。利益率の低さは収益性改善の難しさを示唆。
持続的な成長を目指し、経営資源を集中投入
乖離投資CFは直近で-2億円と前年(-1億円)より拡大したが、売上成長率は-0.5%と停滞しており、投資対効果の明確な現れが見られない。