ミヨシ油脂株式会社(4404)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGR7.3%で着実に成長中だが、直近売上増は1.4%と鈍化。利益率は改善傾向にあるが、原材料高による収益圧迫が懸念される。
財務健全性
★★★★★
直近5期で純利益が一度マイナス(-3億円)に転落した実績あり・営業CFが過去2期で-36億円と大きく振れる不安定さがある
経営品質
★★★★★
数値上は収益性改善と成長を達成しているが、リスク要因の分析が外部環境依存に偏っており、内部課題への誠実な自己評価が不足している。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:中
食品・油化双方の技術力と提案力が強みだが、原材料価格変動リスクに脆弱であり、競合他社との差別化は技術依存度が高い。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率42.7%と財務基盤が堅固で、自己資本311億円を有する
- 営業利益率5.2%へ改善され、ROE10.0%を維持する収益力がある
- 営業CF/純利益が116%とキャッシュフローの質が高い
⚠ 主要な懸念
- 直近売上成長率1.4%と、過去4年間の平均成長率(7.3%)に比べ大幅に鈍化
- 過去2期で営業CFが-36億円と大きくマイナスに転じる不安定さがある
- 純利益が過去2期で一度-3億円と赤字を計上した実績がある
▼ 構造的リスク
- 原材料価格変動と為替変動の二重リスクにさらされる構造(BtoBだが価格転嫁に時間差が生じる可能性)
- 食品・油化の2事業に依存しており、特定セグメントの需要減が全体に直結する集中リスク
- 競合他社との価格競争激化により、原材料高を価格転嫁できない場合の利益率圧迫リスク
↗ 改善条件
- 原材料価格の安定化、または円安・物価高を顧客へ適切に転嫁できる価格設定権の維持
- 中国を中心とした海外経済の減速懸念が解消され、油化事業の需要が回復すること
- インバウンド需要の高まりを食品事業で具体化し、売上成長率を前年比2%以上に引き上げること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題認識として「雇用・所得環境」「円安」「中国経済減速」など外部要因を列挙するのみで、内部の価格転嫁戦略やコスト構造改革への具体的言及が不足している。
言行一致チェック
グローバル展開を加速し、主力製品の拡販と新規市場開拓を推進
一致売上高は4年間で約1.3倍(431億→570億)と着実に拡大しているが、直近1期は1.4%増と鈍化
収益性改善と持続的成長基盤の確立
一致営業利益率は4.2%から5.2%へ改善され、ROEも10.0%を維持