東邦アセチレン株式会社(4093)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは3.9%と緩やかな成長だが、直近売上は-1.7%と減速。中期計画の400億円達成には現状の勢いでは不十分。
財務健全性
★★★★★
直近売上高348億円で前年比-1.7%の減少・営業利益率5.5%で前年比0.5pt低下
経営品質
★★★★★
地域基盤は確立しているが、直近の業績悪化に対し外部要因への言及が多く、内部対策の具体性が数値上裏付けられていない。
競争優位(モート)
ネットワーク効果/地域密着型持続性:中
東北・北海道地域に特化したインフラと顧客基盤を持つが、産業ガス市場全体では大手他社との競争が激しく、地域限定の壁は明確。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率60.6%と極めて健全な財務体質
- 営業CF/純利益が173%と高いキャッシュフロー品質
- 東北・北海道地域における強固な営業基盤と顧客信頼
⚠ 主要な懸念
- 直近売上高が前年比-1.7%と減少傾向にある
- 営業利益率が6.0%から5.5%へ低下し収益性悪化
- 主力産業ガスのコスト上昇への対応が不透明
▼ 構造的リスク
- 東北・北海道の人口減少による地域需要の構造的な縮小リスク
- 産業ガス市場における大手他社との価格競争激化
- エネルギー関連事業における電力コスト高騰の収益圧迫
↗ 改善条件
- 電力コスト高騰を価格転嫁できる契約条件の再交渉が実現すること
- 水素事業やメディカル関連など新領域での需要開拓が売上貢献すること
- 地域人口減少を補うM&Aや他地域展開による事業規模の拡大が実現すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「原材料」「地政学リスク」「コスト高騰」を列挙しており、内部の価格転嫁能力やコスト構造改革への言及が相対的に薄い。
言行一致チェック
連結売上高400億円、経常利益25億円の中期経営計画推進
乖離直近売上348億円(目標の87%)、営業利益19億円(目標の76%)。直近は売上減少・利益率低下で目標達成に遠い。
M&Aによる事業拡大
不明投資CFは-10億円と前年比改善(-15億円)しているが、M&Aによる具体的な大型案件の発表や売上への即時寄与は数値上確認できない。