株式会社田中化学研究所(4080)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は前年比-23.9%と急減し、CAGR12.5%の成長軌道も断絶。設備投資は継続しているが、収益化の遅れが懸念される。
財務健全性
★★★★★
直近期営業利益-3億円(利益率-0.9%)で赤字転落・営業CF/純利益比-107%でキャッシュフローの質が劣悪・自己資本比率51.0%は健全だが、当期純損失により資本減少リスク
経営品質
★★★★★
設備投資の縮小と業績急落の乖離が見られ、外部要因への依存度が高い。収益構造の改善策が数値で示されていない。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
二次電池正極材料の独自技術と顧客信頼は強みだが、原材料価格変動や他社との技術競争により優位性の維持は不透明。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率51.0%と健全な財務基盤を維持
- 4年間の売上CAGR12.5%で長期的な成長実績を有する
- 正極材料分野での独自技術と顧客信頼が基盤にある
⚠ 主要な懸念
- 直近期の営業利益-3億円(利益率-0.9%)による赤字転落
- 売上高が前年比23.9%減少し、成長軌道が崩壊
- 営業CF/純利益比-107%でキャッシュフローの質が著しく低下
▼ 構造的リスク
- 主要原材料(ニッケル、コバルト)価格変動に対する価格転嫁力の脆弱性
- 特定顧客(自動車市場)への依存度が高く、需要減速時の収益安定性が低い
- 福井工場への生産集中により、災害リスクが収益全体に直結する構造
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰局面での適正な価格転嫁が実現し、営業利益率がプラス転換すること
- 設備投資の効果を市場が受け入れ、売上高が前年比プラス成長に転じること
- 主要顧客の需要回復に伴い、生産能力が稼働率向上に寄与すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「原材料価格変動」「外部環境」を列挙する一方、需要減や収益悪化の内部要因(価格転嫁の遅れ等)への言及が薄い。
言行一致チェック
設備増強投資と組織体制の強化を推進し、成長投資を強化する
乖離投資CFは直近-4億円と過去5期平均(-24億円)より大幅に縮小し、投資ペースが鈍化している
収益性改善と高付加価値製品の提供による収益確保
乖離売上高が480億円から365億円へ23.9%減少し、営業利益は28億円から-3億円へ転落
人的資本の拡充と人材組織活性化
不明平均年収576万円は業界平均水準だが、業績悪化に伴う人件費抑制圧力が懸念される