東亞合成株式会社(4045)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年CAGRで5.9%と堅調に成長しているが、純利益は直近2期で減少傾向(138億→119億)にあり、成長の質は利益率の改善が伴っていない点で中程度。
財務健全性
★★★★★
純利益の直近2期連続減少(138億円→122億円→119億円)・営業利益率の低下(7.8%→8.5%は改善だが、過去最高水準からの回復途上)
経営品質
★★★★★
財務健全性は高いが、利益率の改善ペースが緩やかであり、外部環境への依存度が高い現状を打破する実行力の証明が待たれる。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:中
ソーダ工業を基盤とした技術力と高機能樹脂・電子材料などの多角化により、特定のニッチ市場で優位性を有する。ただし、化学業界全体としての競争激化リスクは残る。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率76.9%という極めて高い財務健全性
- 営業CF/純利益が170%と、利益の質が非常に高い(キャッシュコンバージョン効率良好)
- 4年間の売上CAGRが5.9%と、景気変動に左右されにくい堅実な成長を維持
⚠ 主要な懸念
- 直近2期で純利益が138億円から119億円へ減少傾向にある
- 原材料価格高騰等の外部要因による収益性圧迫が顕在化している
- 営業利益率8.5%は業界平均と比較して高水準だが、過去最高水準からの回復途上
▼ 構造的リスク
- 化学業界特有の原材料価格変動リスクと、それを転嫁する価格交渉力の限界
- 環境規制強化に伴う設備投資コスト増と、その投資回収までの期間リスク
- グローバル競争激化によるシェア低下リスクと、新製品開発競争の激化
↗ 改善条件
- 原材料価格の安定化、または高付加価値製品への転換による価格転嫁の成功
- 研究開発投資が具体的な高収益製品として市場に定着し、利益率を押し上げる
- 為替変動リスクをヘッジする体制強化と、海外市場での収益構造の安定化
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として「為替」「原材料」を頻繁に挙げるが、内部のコスト構造改善や価格転嫁の具体策に関する記述が相対的に薄い。
言行一致チェック
高付加価値事業の拡大と研究開発力強化
乖離売上高は増加(1594億→1676億)しているが、純利益は減少しており、投資対効果の即効性には課題がある。
収益性改善と海外展開の推進
一致(部分的)営業利益率は7.8%から8.5%へ改善したが、純利益率は7.1%と低水準で推移しており、コスト増の吸収が追いついていない。