テモナ株式会社(3985)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は横ばい(+0.4%)だが、営業利益率は-3.1%から8.5%へ劇的に改善。利益の質は高いが、規模拡大の勢いは弱まっている。
財務健全性
★★★★★
自己資本比率43.5%で健全だが、直近5期で自己資本が12億円から8億円へ減少傾向にある。・営業CF/純利益が305%と高いが、純利益自体が1億円で規模が小さいため変動リスクに注意。
経営品質
★★★★★
収益性改善(営業利益率8.5%)の実績はあるが、成長戦略(売上拡大)との乖離が見られる。CF品質は高いが、規模拡大の具体策が数値に反映されていない。
競争優位(モート)
複合(専門性・ネットワーク効果)持続性:中
サブスク支援の専門性とプラットフォームのネットワーク効果を持つが、EC市場の競争激化によりスイッチングコストは限定的。
✦ 主要な強み
- 営業利益率の劇的改善(-3.1%→8.5%)により、収益構造の健全化が図られている。
- 営業CF/純利益が305%と極めて高く、利益のキャッシュコンバージョン能力に優れる。
- 自己資本比率43.5%を維持し、財務基盤は比較的安定している。
⚠ 主要な懸念
- 売上高が過去2期(23億円)から直近(18億円)へ減少しており、成長の停滞が懸念される。
- 自己資本が過去5期で12億円から8億円へ減少しており、内部留保の蓄積が追いついていない。
- 平均年収534万円(推計)に対し、専門人材の確保が課題として挙がっており、人件費対効果の検証が必要。
▼ 構造的リスク
- EC市場における競合他社との価格競争や機能差別化競争が激化し、単価低下や顧客離れを招くリスク。
- サブスクリプションモデルの普及が頭打ちになる場合、プラットフォームのネットワーク効果が弱まり、収益が縮小するリスク。
- 技術革新への対応遅延により、既存サービスの競争力が失われ、顧客が他社プラットフォームへ移行するリスク。
↗ 改善条件
- 新規事業の創出またはM&Aによる事業領域の拡大が実現し、売上高が23億円以上へ回復すれば成長軌道に乗る。
- 既存サービスの機能強化が顧客のLTV向上に直結し、売上成長率が+5%以上を維持できれば収益基盤が強化される。
- 専門人材の確保と定着により、技術革新への対応スピードが向上し、競争優位性が維持されれば収益性が安定する。
経営姿勢
責任転嫁傾向:低い(内部要因重視)
リスク要因として外部環境(競争、技術、人材)を列挙しているが、具体的な内部対策(M&A、機能強化)への言及もあり、他責傾向は低い。
言行一致チェック
経済の不透明性の中でも安定した収益を確保し、既存サービスの機能強化と販売を推し進める
乖離売上高は18億円で前年比+0.4%とほぼ横ばい。機能強化・販売促進の効果は売上拡大に直結していない。
新規事業の創出による事業規模の拡大
乖離売上高が過去2期(23億円)から減少し、新規事業による規模拡大は現時点で確認できない。
収益性改善(営業利益率の向上)
一致営業利益率が-3.1%から8.5%へ改善し、ROEも10.5%を記録。コスト管理や収益構造の改善は成功している。