株式会社マクロミル(3978)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は8.0%増と回復したが、4年CAGRは1.5%と低く、成長の質は不安定。利益は純利益が前年比で大幅に減少しており、成長の持続性に課題が残る。
財務健全性
★★★★★
純利益が前年比で約70%減少(76億円→23億円)・営業利益率が11.1%から10.2%へ低下
経営品質
★★★★★
成長戦略は掲げているが、直近の財務実績(利益急減・利益率低下)と乖離しており、実行力と課題解決への誠実さに疑問が残る。
競争優位(モート)
ネットワーク効果/独自技術持続性:中
独自パネルとAIRsシステムによるデータ蓄積と分析基盤は強みだが、競合の参入やデータ収集手法の多様化により、優位性の維持には継続的な投資が不可欠。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益比率が362%と極めて高く、利益の質とキャッシュ創出能力が優秀
- 自己資本比率45.7%と財務基盤が堅牢で、外部依存度が低い
- 売上高が439億円と前年比8.0%増と、市場環境下でも成長を維持
⚠ 主要な懸念
- 純利益が前年比70%減(76億円→23億円)と収益性が急落
- 営業利益率が11.1%から10.2%へ低下し、収益性の悪化傾向
- 4年間の売上CAGRが1.5%と低く、中長期的な成長の鈍化
▼ 構造的リスク
- インサイト産業における新規参入による価格競争の激化リスク
- 個人情報保護規制強化によるデータ収集・分析コストの増大リスク
- 海外事業比率の高まりに伴う為替変動による収益性への敏感な影響
↗ 改善条件
- 価格競争への対応策(高付加価値化やコスト構造改革)が具体化され、営業利益率の回復が見込まれること
- 海外事業の収益性が為替変動に左右されず、安定した成長軌道に乗ること
- データコンサルティングやプラットフォーム型ソリューションによる単価向上が実現し、純利益率が改善すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「競争激化」「為替変動」を挙げるが、利益率低下の内部要因(コスト構造や価格競争への対応)への具体的な言及が薄い。
言行一致チェック
主力事業の成長回帰と収益性向上
乖離売上は8.0%増だが、純利益は前年比70%減、営業利益率も低下しており、収益性改善の兆しは不鮮明。
アジア地域での事業拡大
不明韓国事業を含む海外展開は継続しているが、為替リスクの言及が多く、海外収益の安定性への言及が不足。