株式会社巴川コーポレーション(3878)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上CAGRは2.9%と低成長。純利益は過去5期で16億から7億へ半減しており、成長の質は低く、収益性の悪化が顕著。
財務健全性
★★★★★
純利益が過去5期で最大16億から直近7億へ半減(-56%)・営業利益率が3.7%と低水準で改善の兆しが見えない・ROEが3.9%と資本効率が悪化傾向
経営品質
★★★★★
目標数値と実績の乖離が明確であり、外部環境要因への依存度が高い。投資CFの拡大に対し利益が伴っていない点も懸念される。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:中
独立系トナーメーカーとしての地位や半導体テープの採用実績は強みだが、中国メーカーとの価格競争や技術革新のスピードが持続性を脅かす。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益が240%と極めて高いキャッシュフロー品質を維持
- 自己資本比率42.6%と財務基盤は比較的安定している
- 独立系トナーメーカーおよび半導体テープ事業で一定の顧客基盤を有する
⚠ 主要な懸念
- 純利益が過去5期で最大16億から直近7億へ半減している
- 営業利益率が3.7%と低水準で、収益性の改善が停滞している
- 売上成長率2.2%とCAGR2.9%と低成長であり、市場シェア拡大の勢いが弱い
▼ 構造的リスク
- 中国メーカーとの価格競争激化による利益率の圧迫構造
- トナー事業など既存事業が中国経済減速に敏感な収益構造
- 技術革新への対応遅れが競争優位性を即座に損なうリスク
↗ 改善条件
- 低収益ビジネスの採算性改善により、営業利益率が4%台へ回復すること
- 高付加価値製品への転換が成功し、ROEが5%台へ上昇すること
- 中国経済の回復または多角化により、特定地域依存リスクが低下すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「中国経済の不振」「為替変動」を主要リスクとして挙げており、内部の収益構造改善やコスト削減への言及が相対的に薄い。
言行一致チェック
構造改革を通じた企業価値向上とROE5.1%以上を目標
乖離直近のROEは3.9%で目標達成から遠く、営業利益率も低下傾向(4.0%→3.7%)
成長分野への経営資源投入
乖離投資CFは直近-28億と拡大したが、純利益は減少しており、投資対効果の遅れが懸念される