株式会社バロックジャパンリミテッド(3548)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は横ばい(-3.5%)、純利益は赤字(-26億円)に転落。成長の質は低く、収益性の悪化が顕著である。
財務健全性
★★★★★
純利益が-26億円で赤字転落(ROE -11.6%)・営業CF/純利益が-86%とキャッシュフローの質が著しく悪化・営業利益率が1.4%と低水準(前年比1.8pt低下)
経営品質
★★★★★
外部環境への依存度が高く、内部要因への反省と対策が数値に反映されていない。利益率低下に対する経営陣の対応力に懸念がある。
競争優位(モート)
ブランド/独自技術持続性:中
Made in Japan デニムやBelle社との提携など独自の強みを持つが、アパレル業界全体での競争激化により優位性の維持は容易ではない。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率55.2%と財務基盤は比較的堅牢
- 売上高は過去4年でCAGR+3.6%を維持し、一定の市場規模を確保
- 営業CFは22億円と黒字を維持し、事業活動からの資金創出能力は残存
⚠ 主要な懸念
- 純利益が-26億円と大幅な赤字を計上し、ROEが-11.6%に悪化
- 営業利益率が1.4%と低水準で、収益性の急落が止まらない
- CF品質(営業CF/純利益)が-86%と、利益とキャッシュフローの乖離が極大化
▼ 構造的リスク
- アパレル業界特有の需要予測の難しさと、在庫リスクの増大による利益圧迫
- 海外事業(特に中国)への依存度が高く、地政学リスクや経済減速に脆弱
- 激しい競争環境下でブランド差別化が困難な場合、価格競争に巻き込まれるリスク
↗ 改善条件
- 国内ブランドの明確化と経営資源の集中により、営業利益率を3%台へ回復させること
- 中国事業のリスクを解消し、海外市場での収益構造を安定化させること
- 在庫管理の高度化とOMO戦略の成果を利益率改善に直結させること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「中国経済減速」「為替」「原材料」等の外部要因を列挙する一方、内部のブランド再構築やコスト構造見直しの具体策が薄い。
言行一致チェック
収益性改善・旗艦ブランド強化
乖離営業利益率が3.2%から1.4%へ半減し、純利益は赤字に転落
OMO推進・在庫リスク定量化
不明投資CFは-18億円と前年比改善したが、利益率低下により投資対効果に疑問