株式会社アスコット(3264)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は前年比90.9%増と急拡大し、4年CAGRも24.0%と高い成長軌道にある。利益率も10.4%から16.0%へ改善しており、成長の質は高い。
財務健全性
★★★★★
営業CFが純利益に対して-13%と悪化しており、利益のキャッシュ化が追いついていない・自己資本比率36.5%は健全だが、急激な事業拡大に伴う資金繰りリスクが潜在している
経営品質
★★★★★
売上・利益の急拡大という実行力は示しているが、キャッシュフローの悪化という財務の質的課題に対し、明確な改善策の提示が不足している。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:中
都心部のデザイン性高いレジデンス開発ノウハウと企画開発力が強みだが、参入障壁が極めて高いわけではなく、競合他社との差別化維持が課題。
✦ 主要な強み
- 直近1年間で売上高が193億円から368億円へ90.9%増と急成長を遂げている
- 営業利益率が10.4%から16.0%へ改善し、収益性の向上が明確に確認できる
- 自己資本が124億円から282億円へ増加し、財務基盤が強化されている
⚠ 主要な懸念
- 営業CFが純利益に対して-13%と悪化しており、利益のキャッシュ化が追いついていない
- 直近5期で営業CFが-241億円、-167億円と過去に大幅なマイナスを記録しており、資金繰りの不安定さが懸念される
- 平均年収933万円と高水準だが、建設技術者不足というリスク要因が工期長期化を招く可能性
▼ 構造的リスク
- 不動産開発特有の長周期かつ大規模な資金需要に対し、営業CFの不安定さが資金調達コストや実行リスクを高める構造
- 建築資材価格高騰や金利上昇というマクロ要因に対し、価格転嫁やコスト削減の内部構造が脆弱である可能性
- 都心部レジデンスに特化した事業ポートフォリオは、景気後退局面での需要減退リスクに曝されやすい
↗ 改善条件
- 営業CFが純利益を上回る水準に改善され、内部資金による事業拡大が可能になれば財務健全性が向上する
- 建築資材価格の高騰局面において、コスト転嫁率を維持し、利益率16%を安定的に確保できれば競争優位が固定される
- 物流開発やファンドマネジメントなど多角化事業からのキャッシュフロー貢献度が高まれば、開発事業単独のリスクが分散される
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として原材料高騰や景気動向を列挙しているが、内部のコストコントロール体制や価格転嫁能力への言及が相対的に薄い。
言行一致チェック
物流開発やファンドマネジメント事業の拡大による成長基盤強化
一致売上高が193億円から368億円へ倍増し、営業利益も20億円から59億円へ急増している
強化された財務基盤とDX推進による効率化
乖離営業CFが-4億円と悪化しており、利益増に対するキャッシュフローの改善が追いついていない