株式会社プロパスト(3236)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上CAGR10.2%、直近19.5%増と堅調。営業利益率12.0%で収益性も維持され、成長の質は高いが、不動産市況依存度が高い。
財務健全性
★★★★★
営業CFが直近期に-19億円から76億円へ急変し、キャッシュフローの不安定さが残る・自己資本比率40.3%は健全だが、不動産開発業特有の流動性リスクを内包
経営品質
★★★★★
財務基盤は強化されているが、利益率の低下に対し外部環境を主要因として指摘する姿勢が見られ、内部課題への深掘りが不足している。
競争優位(モート)
複合持続性:中
首都圏駅近という立地優位性と富裕層・ファンドとのネットワークが強みだが、参入障壁が極めて高くなく、地価・金利変動に脆弱な構造。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益が390%と極めて高く、利益のキャッシュ化能力が卓越している
- 直近5年間の売上CAGRが10.2%と、不動産市況変動下でも安定的な成長を遂げている
- 自己資本比率40.3%を維持し、財務レバレッジを適切に管理している
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が13.1%から12.0%へ低下しており、コスト増への対応力が試されている
- 営業CFが前年-19億円から直近76億円へ劇的に変動しており、開発サイクルによるキャッシュフローの不安定さが残る
- 平均年収1188万円は業界平均水準だが、成長投資に対する人材確保コストとのバランスが不明確
▼ 構造的リスク
- 開発期間中の金利変動リスクが収益性に直結する構造(金利上昇=需要減・資金コスト増)
- 分譲・賃貸・バリューアップの3事業が地価高騰による原価上昇に同時に晒される集中リスク
- BtoC中心の顧客構造により、景気循環や住宅ローン金利感応度に業績が左右される構造
↗ 改善条件
- 金利上昇局面において、高付加価値物件による価格転嫁が実現し、利益率を13%台に回復させること
- 建築費高騰に対し、設計段階でのコスト最適化やサプライチェーン再編が実施され、原価率を抑制すること
- 開発サイクルの平準化により、営業CFの年次変動幅を縮小し、安定的な資金繰りを確立すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「地価・建築費上昇」「金利上昇」「市況変動」を外部要因として列挙しており、内部でのコスト構造改善や価格転嫁戦略への言及が薄い。
言行一致チェック
安定的な財務基盤の確立を目指す
一致直近の営業CFが前年比で95億円改善(-19→76)し、CF品質が390%と極めて高い水準にある
収益性向上(バリューアップ事業等)
乖離営業利益率が13.1%から12.0%へ微減しており、コスト増による圧迫が懸念される