株式会社海帆(3133)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は14.3%増と回復傾向にあるが、営業利益率は-16.6%と悪化しており、売上拡大が利益に転換されていない。成長の質は低い。
財務健全性
★★★★★
営業利益が3期連続で赤字(直近-5億円)・純利益率が-26.4%と極めて低い・自己資本比率32.4%は安定しているが、ROEは-82.8%と資本効率が極端に悪化
経営品質
★★★★★
多角化を掲げるが、主力飲食事業の利益率が改善せず、外部環境への依存度が高い。経営陣の執行力と誠実さに疑問が残る。
競争優位(モート)
複合持続性:低
地域密着型の飲食事業と多角化による収益基盤はあるが、競合激化と原材料高により競争優位は脆弱。独自技術や強力なブランド力は確認できない。
✦ 主要な強み
- 売上高が21億円から28億円へ14.3%成長し、事業規模の拡大傾向にある
- 自己資本が3億円から15億円へ増加し、財務基盤の厚みは改善している
- 飲食に加え太陽光・水力・メディカルと多角的な収益源を有している
⚠ 主要な懸念
- 営業利益が3期連続で赤字(-5億円)であり、本業の収益性が確立されていない
- ROEが-82.8%と資本効率が極端に悪化しており、株主価値の毀損が進行中
- 営業CFが-3億円と赤字続きで、事業活動からのキャッシュ創出能力が欠如している
▼ 構造的リスク
- 外食業界の激しい競争環境下で、価格競争力や差別化が不十分で利益率が低下する構造
- 多角化事業(再生可能エネルギー等)への投資が拡大する一方、主力事業の収益性が伴わず、資金繰りが逼迫するリスク
- 原材料費やエネルギー価格の変動に脆弱なビジネスモデルであり、コスト増を価格転嫁できない構造
↗ 改善条件
- 主力飲食事業の単店収益性が改善し、営業利益率が黒字転換することが必要
- 原材料費高騰や為替変動を吸収できる価格転嫁力、またはコスト構造の抜本的な見直しが実現すること
- 多角化事業からのキャッシュフローが安定し、本業の赤字を補填する役割を果たすこと
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「競争激化」「原材料高騰」「円安」「エネルギー政策」など外部要因を列挙するのみで、内部の収益構造改善策や具体的な対策への言及が不足している。
言行一致チェック
既存店舗の高収益化と収益基盤の強化
乖離売上は増加したが、営業利益率は-24.1%から-16.6%への改善にとどまり、利益率は依然としてマイナス圏。高収益化は未達。
人財育成を重視し安定経営を追求
不明平均年収は386万円(前年比推移不明だが業界平均水準)であり、赤字経営下での人件費抑制や生産性向上の明確な数値的裏付けが見られない。