ラサ商事株式会社(3023)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年間の売上CAGRは-0.1%と横ばい、直近は-4.8%減益。成長投資の兆候が見えず、既存領域の深耕に留まっている。
財務健全性
★★★★★
売上高が4期連続で減少傾向(267→313→297→279→266億円)・営業利益が2期連続で横ばい(25億円)で成長鈍化
経営品質
★★★★★
財務健全性は高いが、成長戦略と実績に乖離があり、外部要因への依存度が高い。平均年収838万円は業界水準だが、成長への投資意欲は数値に表れていない。
競争優位(モート)
ネットワーク効果/独自技術持続性:中
世界的な調達ネットワークと高度な商品知識を強みとするが、資源価格変動や競合激化により優位性が維持されるか不透明。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率65.7%と極めて高い財務健全性
- 営業CF/純利益が137%と高いキャッシュフロー品質
- 直近の営業利益率9.5%は前年比0.6ポイント改善
⚠ 主要な懸念
- 売上高が4期連続で減少(267→266億円)
- 4年間の売上CAGRが-0.1%と成長停滞
- 営業利益が2期連続で横ばい(25億円)
▼ 構造的リスク
- ジルコンサンドなど特定資源への供給依存度が高く、供給元状況や価格変動に収益が直結する脆弱性
- BtoB商社モデルにおいて、競合他社との価格競争や環境規制強化による事業環境の悪化リスク
- 新規素材開拓の遅れが既存事業の縮小を補完できない構造
↗ 改善条件
- ジルコンサンド等の安定供給体制が確立され、価格変動リスクが低減されれば収益安定が見込まれる
- 新規成長分野での受注が拡大し、売上CAGRがプラス転換すれば成長軌道への復帰が期待される
- 環境規制対応技術の確立と海外展開が成功すれば、既存市場の縮小を補完できる
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「為替」「原材料」「外部環境」を列挙するのみで、内部の事業構造改革や具体的な対策への言及が薄い。
言行一致チェック
新規・成長分野への取り組みと企業価値向上
乖離売上高は直近5期で最大297億円から266億円へ減少し、CAGRは-0.1%。投資CFも直近1期で1億円と微増に留まる。
収益性改善
一致営業利益率は8.9%から9.5%へ改善したが、売上規模の縮小に伴うコスト削減によるものか、本質的な収益力向上かは不明。